世界史:大西洋世界の展開とアジアへの進出(概略)

※流れ

・イギリス・オランダ・フランスの競争

まずオランダが勢力を伸ばす

⇒イギリスVSオランダ

⇒イギリスVSフランス

 

⇒最後はイギリスの勝利に終わる


1.「主権国家と重商主義」「非ヨーロッパ世界の植民地化」

①重商主義政策の推進

イギリス・オランダ・フランスの競争

⇒3か国とも東インド会社を設立

※貿易競争から植民地競争

※場所:アメリカ大陸・アジア諸地域


2.「オランダの海外進出」「イギリスとフランスの植民地構想」「イギリスの覇権」

①オランダの海外進出

ⅰ.アンボイナ事件(1623)

・オランダがイギリス勢力を追い出す

オランダが香辛料貿易を独占

 

ⅱ.ケープ植民地

・アフリカ大陸南端に建設

※アジアへの中継地

 

ⅲ.ニューネーデルラント植民地

・北アメリカ(新大陸)の植民地

 

②オランダの勢力後退

ⅰ.イギリスが航海法を発布(1651)

クロムウェルのとき

・オランダの中継貿易が打撃を受ける

⇒英蘭戦争

 

ⅱ.イギリス=オランダ戦争(英蘭戦争)

・全3回。イギリスの優勢に終わる

⇒オランダの覇権が低下

※ニューネーデルラント植民地も失う

 

③イギリス・フランスの植民地抗争

※戦いの舞台は北アメリカとインド

 

ⅰ.北アメリカ

フレンチ=インディアン戦争(1755~63)

(イギリスVSフランス・先住民)

⇒イギリスの勝利

 

ⅱ.インド

プラッシーの戦い(1757)

⇒イギリスの勝利

 

※植民地抗争はイギリスの圧勝

・植民地インドの綿織物がイギリスで大流行

(産業革命の一因)