世界史:ナポレオンの登場(概略)


フランス革命の続き

 

5.総裁政府期:1795年10月~99年11月

1795年憲法に基づく政府

ナポレオン=ボナパルトの登場

 

イタリア遠征

・オーストリア軍を破る

・第1回対仏大同盟が崩壊

 

エジプト遠征

※ロゼッタ=ストーンの発見

 

③第2回対仏大同盟(1799年)

・イギリス、ロシア、オーストリアなど

 

ブリュメール18日のクーデタ

・総裁政府を倒し統領政府を樹立

フランス革命の終了


6.統領政府期:1799~1804年

第一統領ナポレオンに権力が集中

※1802年、終身統領になる

 

アミアンの和約

イギリスとの講和条約

→第2回対仏大同盟が崩壊

 

ナポレオン法典(フランス民法典):1804年

・法の前の平等、私有財産の不可侵、契約の自由など

 

③皇帝に即位:1804年

・国民投票による

ナポレオン1世と称し第一帝政を開始


7.第一帝政:1804~14、1815年

①ナポレオンの戦い

※第3回対仏大同盟の結成:1805年

→ナポレオンVSヨーロッパ

 

ⅰ.トラファルガーの海戦

・イギリスに敗北

 

ⅱ.アウステルリッツの戦い(三帝会戦)

・オーストリア・ロシア連合軍に勝利

→第3回対仏大同盟が崩壊

 

ⅲ.ライン同盟:1806年

・西南ドイツ諸邦に結成させる

・盟主はナポレオン

神聖ローマ帝国の消滅

 

ⅳ.ティルジット条約:1807年

・プロイセン・ロシアと結ぶ

ワルシャワ大公国を建国(旧ポーランド領)

 

ナポレオンの絶頂と没落

ⅰ.大陸封鎖令:1806年

・諸国に対しイギリスとの通商を禁止

→大陸諸国の不満が増大

※植民地の多いイギリスは打撃少ない

 

ⅱ.ヨーロッパの大部分を支配

・兄弟を各国の国王に

・自身はオーストリアのハプスブルク家の皇女と結婚

 

ⅲ.スペイン反乱

・ナポレオンの支配に抵抗

 

ⅳ.プロイセンの改革

・首相のシュタインハルデンベルクが改革を実施

・哲学者フィヒテの演説「ドイツ国民に告ぐ」

 

ⅴ.ロシア遠征:1812年

大陸封鎖令を無視するロシアに遠征

→失敗に終わる

 

ⅵ.ライプツィヒの戦い(諸国民戦争):1813年

・プロイセン・ロシア・オーストリア連合軍に敗北

→パリ陥落

※ナポレオンは退位エルバ島に流される

ルイ18世が即位(ブルボン朝の復活)

 

③百日天下:1815年

ⅰ.皇帝に復位

ナポレオンエルバ島を脱出

パリに戻り、皇帝に復位

 

ⅱ.ワーテルローの戦い

・イギリス・プロイセン・オランダ連合軍に敗北

→ナポレオンはセントヘレナに流される

※1821年、死去