世界史:古代ローマ史概観

(下の板書の解説)

流れは、大まかに

・A:共和政の発展

→B:領域の拡大:半島統一、地中海征服

→C:混乱(内乱の1世紀)

→D:帝政の開始(元首政、専制君主政)

→E:ローマ帝国分裂

 


A.共和政ローマ 

1.貴族共和政

・前6世紀末~

・貴族が政治を独占

 

2.民主共和政

・前5世紀初め~

・平民の台頭、政治参加の実現

※十二表法

 リキニウス・セクスティウス法

 ホルテンシウス法:前3世紀前半

 →貴族と平民の法的平等が実現

 

 

B.地中海世界の征服

1.イタリア半島の統一

・前3世紀達成

 

2.地中海世界への進出

ポエニ戦争:前264~前146年

カルタゴを滅ぼす

 

②ヘレニズム諸国の征服

 

 

C.内乱の1世紀前133~前27年

1.グラックス兄弟の改革

 

2.対立・反乱

閥族派VS平民派

同盟市戦争

スパルタクスの反乱

 

3.第1回三頭政治:前60~前53年

カエサルが統一

 

4.第2回三頭政治:前43年

オクタウィアヌスが統一

 

 

D.帝政ローマ

1.元首政プリンキパトゥス

・前27年、オクタウィアヌスが始めた

 ※事実上の帝政

五賢帝の時代:96~180年

軍人皇帝時代:235~284年

 ※3世紀の危機

 

2.専制君主政ドミナトゥス

・284年、ディオクレティアヌス帝が開始

コンスタンティヌス帝:秩序と平和を回復

 

 

E.ローマ帝国の分裂

・375年~、ゲルマン人の大移動

・395年、ローマ帝国の東西分裂 

 ※テオドシウス帝のとき