世界史:漢(前漢・新・後漢)(概略)

1.前漢)(前202~後8年)

①建国

滅亡後、劉邦項羽に勝利

劉邦前漢を建国、皇帝になる

 ※劉邦高祖とよばれる

郡国制を実施

 

呉楚七国の乱

・前154年、諸侯が領土削減に反発して乱を起こす

 →鎮圧される

 →中央集権体制の成立

 

武帝の時代

・在位:前141~前87

・前漢の最盛期を築く

 

2.(後8~23年)

・外戚の王莽が建国

赤眉の乱(18~27年)により滅亡

 

3.後漢(25~220年)

劉秀

赤眉の乱を平定し、漢を再興

光武帝として即位(在位:25~57年)

 

党錮の禁

・166年、169年

・儒家官僚が宦官に対抗するが、逆に弾圧された事件

→結果、宦官の専横がむしろ強化

 

③後漢の滅亡

・184年、黄巾の乱起こる

 ※太平道の指導者・張角が起こした反乱

→各地に群雄が割拠

・220年、後漢滅亡


漢字の読み方

 

前漢):かん(ぜんかん)

劉邦:りゅうほう

項羽:こうう

高祖:こうそ

郡国制:ぐんこくせい

呉楚七国の乱:ごそしちこくのらん

武帝:ぶてい

 

:しん

・外戚:がいせき

:おうもう

 ※「莽」のくさかんむりの下は「大」ではなく「犬」

赤眉の乱:せきびのらん

 

後漢:ごかん

劉秀:りゅうしゅう

光武帝:こうぶてい

党錮の禁:とうこのきんm

宦官:かんがん

黄巾の乱:こうきんのらん

・太平道:たいへいどう

・張角:ちょうかく

・群雄:ぐんゆう

・割拠:かっきょ