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歴史6-3 第一次世界大戦の終結と国際協調(まとめ)

ポイント解説

第一次世界大戦は1918年にドイツが降伏して終わりました。戦争の反省から、1920年に世界平和の維持をめざす国際連盟が設立され、日本は常任理事国になりました。1920年代は、ワシントン会議の開催など、国際協調の時代に入りました。


1.第一次世界大戦の終結

①終結

1918年、ドイツが降伏して大戦が終わる

 

②講和条約

・1919年、パリ講和会議の開催

ベルサイユ条約に調印

 

※条約の内容

ドイツは、すべての植民地と、領土の一部を失う

・ドイツは巨額の賠償金を課される

・日本はドイツが持っていた中国の山東省の権益を引き継ぐこと

 ※中国の不満をまねく

・日本は、太平洋地域の植民地の委任統治権を得ること

 

2.国際連盟の成立:1920年

①設立と特徴

・「民族自決」を唱えるアメリカウィルソン大統領の提案で設立

・世界平和と国際協調のための機関

アメリカ議会の反対で国際連盟に加盟しなかった

※敗戦国のドイツや社会主義国のソ連は、当初参加を認められず(のちに加盟)

 

②国際連盟の機構

・本部:スイスジュネーブ

・常任理事国:イギリス、フランス、イタリア、日本

新渡戸稲造:国際連盟の事務局次長として活躍した日本人

 

3.国際協調の時代

ワシントン会議

・1921年、アメリカの提案で開催

①内容・目的

・海軍の軍備制限

・太平洋地域の現状維持

・中国の独立と領土の保全

 

②条約

四か国条約…アメリカ、イギリス、フランス、日本が調印

→これにより日英同盟は解消(廃棄)

 

4.民主主義の拡大

ドイツ

・1919年、ワイマール憲法の制定

社会権、国民主権、満20歳以上の男女の選挙権、労働者の団結権などを保障

 

②アメリカ・イギリスなど

・1920年代、男女平等の普通選挙が実現


漢字の読み方

 

山東省:さんとうしょう

委任統治権:いにんとうちけん

国際連盟:こくさいれんめい

民族自決:みんぞくじけつ

新渡戸稲造:にとべいなぞう

四か国条約:しかこくじょうやく