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歴史5-14 日清戦争と三国干渉(まとめ)

ポイント解説

朝鮮をめぐる日本と清の対立から生じた日清戦争(1894~1895年)に勝利した日本は、下関条約遼東半島台湾を獲得しました。しかしその直後、ロシアなどによる三国干渉があり、日本はそれを受け入れ遼東半島を返還せざるをえませんでした。日本国内ではロシアに対する対抗心が高まり、日露戦争へとつながっていきます。


1.日清戦争

①きっかけ

1894年、朝鮮で甲午農民戦争がおこる:農民らの反乱

→朝鮮に出兵した日本と清の間で武力衝突が生じた

日清戦争が始まる

※日清戦争の直前にイギリスが条約改正に応じた(領事裁判権の撤廃

 

②結果

・日本が勝利

・1895年、下関条約を結ぶ:日清戦争の講和条約

 

③下関条約の内容

・清は朝鮮の独立を認める

・清は遼東半島台湾澎湖諸島を日本にゆずる

・清は日本に賠償金2億両(約3億1千万円)を支払う

※日本は賠償金の大部分を軍事費にあてた

 

④日清戦争後の朝鮮

・1897年、朝鮮は大韓帝国(韓国)と国名を変え、清から独立を宣言

 

2.三国干渉

・下関条約が結ばれた直後、ロシアフランスドイツとともに、日本に対して遼東半島を清に返還することを要求

→対抗する力のない日本は、この要求を受け入れた

※日本国内でロシアへの対抗心が高まる

 

3.日本国内の政治の動き

・1900年、伊藤博文立憲政友会という政党を結成

→日本の政党政治の基礎となる


漢字の読み方

 

日清戦争:にっしんせんそう

甲午農民戦争:こうごのうみんせんそう

下関条約:しものせきじょうやく

遼東半島:りょうとうはんとう(リアオトンはんとう)

台湾:たいわん

・澎湖諸島:ほうこしょとう(ポンフーしょとう)

賠償金:ばいしょうきん

・2億両:におくテール

 

・大韓帝国:だいかんていこく

 

三国干渉:さんごくかんしょう

立憲政友会:りっけんせいゆうかい