受験に向けて04:特にやるべき教科内容

今回は、入試で課される各教科について、どの内容を勉強すれいいかを書いていきます。

 

入試は教科の全体が出題範囲になるので、範囲が広すぎて大変ですね。。

 

そのため、

 

範囲が広すぎて何をやればいいかわからない!

 

過去問や予想問題をやっているけど、その問題では出題されていない内容はどうするの?

 

といった疑問も出てくるかと思います。

 

こういった悩み・不安に対する回答としては、2つの切り口があります。


1.

1つめは、一般的な問題集の練習問題を一冊まるまるやるというやり方があります。

 

そうすれば、各教科の全範囲の学習を網羅(もうら。←わからない人は辞書で調べよう)できますね。

 

そのうえで、特に注意してやるべき内容は、問題集で間違いが多かった分野です。

 

例えば、

 

英語の並べ替え問題で間違いが多い!

 

数学の計算問題でミスが多い。あと作図問題も!

 

国語の敬語、古文がきびしい!

 

理科の化学反応式で分子の数を間違えやすい。。

 

社会・歴史の明治時代の流れがわからない・・・

 

などなど、わからないところ、苦手な分野がどこかわかってくると思います。

それを重点的にやっておきましょう


2.2つめの切り口

しかし、「全教科でそんなにやっている時間はない」という人も多いでしょう。その場合は簡潔な2つめの答えがあります。

 

それは、

出てほしくないなあ・・・と思うところです。

 

これが出題されてしまうと、自分は困るという分野。

 

教科書や問題集の目次を見て、1つ1つの単元を確認していきます。

練習問題をパラパラと見ていくのでもいいと思います。

 

そのなかで、「これは難しい。でもこういう問題を正解できないと合格できなくなるかもしれない」と思える内容を最優先でやっていくのです。

 

ですから、「この内容は出ても○○点分だろうし、点が取れなくても5教科全体で合格点は取れる」という場合は、やらなくてもいいと思います。

 

そのへんは、得点シミュレーションをして、やるべき範囲・やらなくていい範囲を決めておきましょう

入試までの時間が限られていますので、選択と集中が大事です。


3.今回のまとめ

範囲が広すぎて各教科のどの範囲をやればいいかわからなくて不安だ、という場合は、

 

1.一般的な問題集の練習問題を一通り解いて、間違いが多い分野を重点的にやる。

 

2.入試で出題されたら困る分野を重点的にやる。

 

※1・2でわかった「重点的にやる」分野について、必ずしも全部やる必要はない。取捨選択して合格のために優先するべき内容から勉強する