中学歴史:江戸時代④(ざっくり)

江戸時代の流れ・続き

 

8.開国と国内の状況

①開国

・1853年、アメリカペリー浦賀(神奈川県)に来航

 

・1854年、日米和親条約を結ぶ:ペリーが再来航

 →下田(静岡県)と函館(北海道)の2港を開く

  日本はアメリカ船に食料・水・石炭などを供給する

 

・1858年、日米修好通商条約を結ぶ

 ※大老井伊直弼が反対をおさえて調印

 →神奈川(横浜)など5港を開く

 ※不平等な内容(日本に不利)

  →領事裁判権治外法権)を認める

   日本に関税自主権がない

 

②貿易の状況

・輸出品:生糸が80%以上。ほかになど

・最大の貿易港:横浜

・最大の貿易相手国:イギリス

 

③国内の動き

安政の大獄:大老井伊直弼が、反対派を処罰

桜田門外の変井伊直弼が暗殺される

 

尊王攘夷運動の高まり

 …尊王論(天皇を尊ぶ)と攘夷論(外国を排除する)が結びついた

 

 

9.江戸幕府の滅亡

①攘夷の挫折

ⅰ.薩摩藩

生麦事件…大名行列を横切ったイギリス人を殺害

 →1863年、薩英戦争:イギリスの報復を受け、実力差を認識

 

ⅱ.長州藩

・攘夷の実行:下関(関門)海峡を横切る外国船を砲撃

 →1864年、四国艦隊下関砲撃事件

  …アメリカ・オランダ・イギリス・フランスが長州藩に報復。下関砲台を占領

 

※薩摩藩・長州藩ともに攘夷が不可能であることをさとった

 →幕府をたおして新しい政府を樹立することを考えるようになった

 

②倒幕のうごき

・1866年、薩長同盟土佐藩坂本龍馬坂本竜馬)らの仲介で成立

 

※中心人物:薩摩藩西郷隆盛大久保利通長州藩高杉晋作木戸孝允

 

③民衆の動き

・「世直し」を期待する農民の一揆が全国で多発

ええじゃないかと人々がおどりさわいだ

 

④江戸幕府の滅亡

大政奉還1867年10月、15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上

王政復古の大号令:朝廷が天皇を中心とする政府の樹立を宣言

※260年あまり続いた江戸幕府が滅亡

 


漢字の読み方

 

 

日米和親条約:にちべいわしんじょうやく

下田:しもだ

函館:はこだて

日米修好通商条約:にちべいしゅうこうつうしょうじょうやく

・大老:たいろう

井伊直弼:いいなおすけ

領事裁判権治外法権):りょうじさいばんけん(ちがいほうけん)

関税自主権:かんぜいじしゅけん

生糸:きいと

・安政の大獄:あんせいのたいごく

桜田門外の変:さくらだもんがいのへん

・尊王攘夷運動:そんのうじょういうんどう

 

生麦事件:なまむぎじけん

薩英戦争:さつえいせんそう

・四国艦隊下関砲撃事件:しこくかんたいしものせきほうげきじけん

薩長同盟:さっちょうどうめい

坂本龍馬坂本竜馬):さかもとりょうま

西郷隆盛:さいごうたかもり

大久保利通:おおくぼとしみち

・高杉晋作:たかすぎしんさく

木戸孝允:きどたかよし

大政奉還:たいせいほうかん

徳川慶喜:とくがわよしのぶ

王政復古の大号令:おうせいふっこのだいごうれい