中学歴史:江戸時代③(ざっくり)

江戸時代の流れ・続き

 

6.新しい学問・思想と化政文化

①新しい学問や思想

ⅰ.国学

・「古事記伝」を書いた本居宣長が大成

 

ⅱ.蘭学

杉田玄白らがヨーロッパの人体解剖書を翻訳して「解体新書」を出版した

伊能忠敬が西洋の測量術を学び、日本地図を作成した

 

化政文化

ⅰ.特徴

・19世紀前半、江戸を中心に栄えた、庶民を担い手とする文化

 

ⅱ.おもな作品など

・美人画:喜多川歌麿が多くの作品を残す

・風景画

 →葛飾北斎の「富嶽三十六景

  歌川広重安藤広重)の「東海道五十三次

 

・文学:十返舎一九の「東海道中膝栗毛

・俳諧:小林一茶らが活躍

川柳狂歌:庶民の間で流行

 

③教育の広がり

藩校…各地の藩が設立した、人材育成のための武士の学校。儒学などを教えた

寺子屋…町や農村に設立された庶民の教育機関。読み・書き・そろばんなどを教えた

 

 

7.幕藩体制の動揺

①外国船の来航と幕府の対応

・19世紀以降、通商(貿易)を求めて外国船が多く来航

・幕府による北方の調査

 →間宮林蔵は、樺太が島であることを発見した

 

・1825年、異国船打払令外国船打払令

 …鎖国を守るため、日本に近づく外国船を砲撃し追い払うことを命じた

  →漂流民を送り届けに来たアメリカの商船を砲撃

  →蛮社の獄:蘭学者の渡辺崋山高野長英が幕府を批判し処罰された

 

②国内の動揺

・1830年代、天保のききんが発生

 →農村で百姓一揆、都市で打ちこわしが急増

 

大塩の乱大塩平八郎の乱

 …1837年、もと大阪町奉行所の役人で陽明学者の大塩平八郎が、反乱をおこす

 

③農村の変化

工場制手工業マニュファクチュア

 …大商人や地主が農村内に工場をつくり、農民をやとって分業で製品を生産させるしくみ

 ※19世紀以降に広まった

 

天保の改革

・老中水野忠邦による改革:1841~1843年

株仲間の解散:物価の上昇をおさえるため

・江戸に出かせぎに来ていた農民を農村に帰らせる

・江戸・大阪周辺の農村を幕府領にする命令を出す

 →大名や旗本の反対で中止

 

・結果:改革は2年余りで失敗に終わった

 

 


漢字の読み方

 

国学:こくがく

・古事記伝:こじきでん

本居宣長:もとおりのりなが

蘭学:らんがく

杉田玄白:すぎたげんぱく

・解剖書:かいぼうしょ

解体新書:かいたいしんしょ

伊能忠敬:いのうただたか

化政文化:かせいぶんか

喜多川歌麿:きたがわうたまろ

葛飾北斎:かつしかほくさい

・富嶽三十六景:ふがくさんじゅうろっけい

歌川広重安藤広重):うたがわひろしげ(あんどうひろしげ)

・東海道五十三次:とうかいどうごじゅうさんつぎ

十返舎一九:じっぺんしゃいっく

・東海道中膝栗毛:とうかいどうちゅうひざくりげ

小林一茶:こばやしいっさ

川柳:せんりゅう

・狂歌:きょうか

藩校:はんこう

寺子屋:てらこや

 

間宮林蔵:まみやりんぞう

樺太:からふと

異国船打払令:いこくせんうちはらいれい

・蛮社の獄:ばんしゃのごく

・渡辺崋山:わたなべかざん

・高野長英:たかのちょうえい

大塩平八郎:おおしおへいはちろう

工場制手工業:こうじょうせいしゅこうぎょう

天保の改革:てんぽうのかいかく

水野忠邦:みずのただくに