0.前提
・東京の年間平均気温:約15℃
・東京の年間降水量:約1500mm
を標準の数字としておさえておくとよい

1.北海道の気候
・北海道に分布
※冷帯(亜寒帯)に属す
・気温:全体的に低い
・降水量:全体的に少ない
(年間約1000mm)
※梅雨がない。台風も少ない

2.南西諸島の気候
・沖縄、小笠原諸島などに分布
・亜熱帯:熱帯に近い温帯
・気温:全体的に高い
・降水量:全体的に多い
(年間約2000mm)

3.日本海側の気候
・本州の日本海側に分布
・気温:普通
・降水量:冬の降水量(雪)が多い
(多いところでは年間2000mm以上)
※12月・1月の降水量が多い
・冬に雪が多く降る
→理由:冬に北西から吹く季節風の影響を受けるから

4.太平洋側の気候
・本州・四国地方の太平洋側、九州地方の大部分に分布
・気温:普通
・降水量:普通(約1500mm)
(梅雨と台風の時期(6月・9月ごろ)の降水量が比較的多い。)

5.中央高地の気候(内陸の気候)
・本州の内陸部(中部地方の一部)に分布
・気温:冬は低め(標高が高いから)
※夏と冬の気温差が大きい
・降水量:少ない(約1000mm)

6.瀬戸内の気候
・瀬戸内海周辺に分布
・気温:普通
・降水量:少ない(約1000mm)
雨温図による判別方法
気候種類 気温 降水量
北海道 低い 少ない
南西諸島 高い 多い
日本海側 普通 冬多い
太平洋側 普通 普通
中央高地 冬低め 少ない
瀬戸内 普通 少ない
・赤字部分に注目して判別する