人権①平等権・自由権・社会権（ざっくり板書）

・すべての人間が等しい扱いを受ける権利

ⅰ．男女雇用機会均等法
・1985年制定
・就職や給料で男女の差別を禁止

ⅱ．男女共同参画社会基本法
・1999年制定
・性別に関係なく社会で活躍できることをめざす

ⅲ．バリアフリー(化)
・階段に手すりやスロープを設置するなどの取り組み

※個人の内面に関する自由。思うこと、考えること、思うことを表現する自由など

ⅰ．思想・良心の自由

ⅱ．信教の自由

ⅲ．集会・結社・表現の自由

ⅳ．検閲の禁止
・検閲は表現の自由を侵害する行為であり、憲法で禁止
　※検閲の例：国が本や雑誌の内容を事前に調べる

ⅴ．学問の自由

・不当に身体を拘束されない自由など

・命令や服従を強制されない

・不当に逮捕されない
　※逮捕には現行犯の場合をのぞき、裁判官の発行する逮捕令状が必要

・黙秘権

・生活すること、お金を使うこと・かせぐことなどに関する自由

ⅰ．居住・移転・職業選択の自由

ⅱ．財産権の保障

・人間らしい生活を送る権利
・1919年、ドイツのワイマール憲法で初めて社会権（生存権）が保障された

※社会権には以下の①～④がある

・健康で文化的な最低限度の生活を営む権利

・能力に応じて等しく教育を受ける権利

・働いて収入を得る権利

ⅰ．団結権
・労働組合を結成する権利

ⅱ．団体交渉権
・労働条件の改善について、使用者と対等な立場で話し合う権利

ⅲ．団体行動権（争議権）
・要求を実現するためにストライキなどをおこす権利

漢字の読み方(タップで開きます)

１．平等権
・男女雇用機会均等法：だんじょこようきかいきんとうほう
・男女共同参画社会基本法：だんじょきょうどうさんかくしゃかいきほんほう

２．自由権
・信教：しんきょう
・検閲：けんえつ
・現行犯：げんこうはん
・黙秘権：もくひけん

３．社会権
・争議権：そうぎけん