ざっくり理科3年

力の合成・分解、物体の運動(ざっくり)

1.2力のつり合い

・1つの物体にはたらく2つの力がつり合う条件ⅰ~ⅲ
(物体が静止しているとき、2力はつり合っている)

ⅰ.2力の大きさが等しい
ⅱ.2力の向きが反対である
ⅲ.2力が一直線上にある

2.力の合成

合力を求めること

合力…2つの力と同じはたらきをする1つの力

①一直線上にある2力の合力

ⅰ.2力が同じ向き
・力の大きさは2力の
・向き:2力と同じ向き

ⅱ.2力が反対向き
・力の大きさは2力の
・向き:大きい方の力の向き

②一直線上にない2力の合力

・2力を2辺とする平行四辺形の対角線が合力となる

3.力分解

分力を求めること
分力…1つの力と同じはたらきをする2つの力

力の分解の手順(下図参照)
・1. 力Fを分解する向きを決める
・2. 力Fが平行四辺形の対角線になるような平行線をかく
3. 分力A分力Bをかく

4.物体の運動

①速さ

・一定時間に物体が動く距離

※速さを求める公式
・速さ(m/s) = 動いた距離(m) ÷ 動いた時間(s)
(mはメートル、sは秒)

②記録タイマーを使った実験

・テープの長さ:物体の動いた距離
・テープの打点の数:動くのにかかった時間
※1秒間に50打点の場合、5打点で0.1秒

例:テープの長さが6.5cm打点数が5の場合の速さを求める
→6.5÷0.1=65 なので、65cm/s (秒速65cm)

等速直線運動

・同じ速さで一直線上を動く運動
・記録タイマーの打点数が同じであれば、テープの長さは同じになる

5.慣性の法則

・静止している物体は静止し続け、運動している物体は同じ速さで移動(等速直線運動)を続ける法則

慣性…物体が同じ運動の状態を保とうとすること


漢字の読み方(タップで開きます)

2.力の合成
合力:ごうりょく

3.力の分解
分力:ぶんりょく

5.慣性の法則
慣性:かんせい