ざっくり理科1年

圧力(ざっくり)

1.圧力

・単位面積あたりの面に対して垂直にはたらく力
・単位:PaN/m2 N/cm2  など

①圧力を求める公式

圧力=面を垂直におす力 ÷ 力がはたらく面積
 ※Pa=N÷m2 

②おす力が同じ場合

面積が小さいほど圧力は大きくなる
例:とがっている方が痛い

↓図:ペットボトルの底よりもふたのほうが面積が小さいので、スポンジは深くへこむ

③面積が同じ場合

おす力が大きいほど圧力は大きくなる

↓図:水が多く入っている分、圧力は大きくなり深くへこむ

2.水圧

水中で あらゆる向きからはたらく圧力
・同じ深さでは水圧も同じ

・水面からの深さに比例して大きくなる
 →深いほど水圧も大きい

↓図:深さと水圧

上の図において、ゴム膜のへこみが大きいほど、水圧が強い

水圧の大きさは、
D<C
A=B=C
となる

①D<Cの理由

Dよりの方が深いので水圧が強くなりの方が大きくへこむ

②A=B=Cの理由

・いずれも同じ深さなので、かかる水圧は3か所とも同じ

3.浮力

・水中で物体にはたらく上向きの力

4.大気圧

・空気の重さによってはたらく圧力
・単位:hPa
 ※1hPa100Pa

・海面と同じ高さの大気圧は約1000hPa(=100000Pa)
 →これを1気圧という

標高が高くなるにしたがって、大気圧は小さくなる
 ※標高が高なった分の空気が少なくなるため


漢字などの読み方(タップで開きます)

1.圧力
圧力
:あつりょく
・垂直:すいちょく
N/m2:ニュートンまいへいほうメートル
・N/cm2:ニュートンまいへいほうセンチメートル

2.水圧
水圧
:すいあつ
・膜:まく

3.浮力
浮力:ふりょく

4.大気圧
大気圧:たいきあつ
hPa:ヘクトパスカル
・Pa:パスカル
1気圧:いちきあつ