中学理科:地震(基礎)

1.地震とゆれの伝わり方

震源

・地震が発生した場所

 ※地下にある

 

震央

震源の真上の地点

 ※地上にある

 

↓図:震源と震央

 

③ゆれ方と波

ⅰ.初期微動

地震のはじめに起こる小さなゆれ

P波によって起こる

初期微動継続時間初期微動が起こっている時間

 

ⅱ.主要動

初期微動のあと大きなゆれ

S波によって起こる

 

※P波とS波地震の波で、P波の方が速い

 地震の波は同心円状に伝わる

 

※ある地点にP波が到達してからS波が到達するまで(初期微動が発生してから主要動が発生するまで)の時間が、初期微動継続時間となる(P波とS波の到着時間の差)

 

↓図:地震計の記録


⑤地震の規模と大きさ

ⅰ.マグニチュード

・地震の規模を示す

・1つの地震については、どの地点でもマグニチュードは同じ

・記号は「」で表す

 →「M5」は「マグニチュード5」と読む

 

ⅱ.震度

・ある地点における、地震のゆれの大きさ

・震度0~震度7まで

・震源から遠くなるほど、震度も小さくなる


2.地震の原因と断層

プレート

・地球の表面をおおっている岩盤

 →地震発生の要因の1つ

 

↓図:地震の起こり方

海洋プレート大陸プレートの下にもぐりこむ

②大陸プレートが引きずられて、ひずみが発生する

ひずみにたえきれなくなった大陸プレートが反発する(地震の発生)

 

断層

・大地の隆起や沈降によって地層に生じたずれ

隆起:大地がもちあがること

 沈降:大地がしずむこと

 

活断層…今後も活動し、地震を起こす可能性のある断層


漢字などの読み方

震源:しんげん

震央:しんおう

初期微動:しょきびどう

初期微動継続時間:しょきびどうけいぞくじかん

主要動:しゅようどう

P波:ピーは

S波:エスは

震度:しんど

隆起:りゅうき

・沈降:ちんこう

活断層:かつだんそう