中学理科:植物のつくり(基礎)

1.花のつくり(被子植物)

おしべ

やく花粉が入っている

 

めしべ

柱頭:めしべの先の部分

子房:ふくらんでいるところ

胚珠:子房につつまれている

 

受粉:花粉が柱頭につくこと

 →子房果実胚珠種子になる

 

1’.被子植物

胚珠が子房につつまれている植物

例:アブラナ、サクラなど

 

 

裸子植物子房がなく、胚珠がむき出しの植物

例:マツ、イチョウなど

 

↓図:花のつくり(被子植物)


 

2.葉のつくり

葉脈…葉に見られる すじ のこと

葉緑体…細胞にふくまれ、光合成を行う粒

気孔…葉の裏側に多く見られる すきま

 →蒸散を行う:気孔から水蒸気が出ていくこと

 

↓図:葉脈(網目状の葉と平行な葉がある)

 

↓図:葉のつくり(断面図を拡大)


3.茎のつくり

道管師管が通っている

 

道管

・水水にとけた養分の通り道

 

師管

・光合成でつくられた栄養分の通り道

 

維管束

・道管師管が集まっているところ

道管師管は、根や葉にも通っている

 

↓茎の維管束(茎を輪切りにしたところ)

 内側が道管、外側が師管


4.根のつくり

①主根と側根

主根…中心の太い根

側根…主根から生える細い根

 

ひげ根

・多数のひげ状の根

 

↓図:根のつくり(被子植物の種類により異なる)


5.光合成

・植物が光を受けて栄養分をつくるはたらき

葉緑体で行われる

 

①光合成に必要なもの3つ

二酸化炭素

光エネルギー日光や電灯などの光

 

②光合成でつくられるもの2つ

デンプン:栄養分

酸素

 

二酸化炭素酸素気孔から出入りする


漢字の読み方

・被子植物:ひししょくぶつ

花粉:かふん

・柱頭:ちゅうとう

子房:しぼう

胚珠:はいしゅ

受粉:じゅふん

果実:かじつ

種子:しゅし

葉脈:ようみゃく

葉緑体:ようりょくたい

気孔:きこう

蒸散:じょうさん

・茎:くき

道管:どうかん

師管:しかん

維管束:いかんそく

主根:しゅこん

側根:そっこん

ひげ根:ひげね

光合成:こうごうせい

・光エネルギー:ひかりエネルギー