の続きです。
◆2.高校に入学して落ちこぼれる
高校に入ってからは、勉強をしなくなりました(当時はわかりませんでしたが、自分の性格は怠け者のようです)。「勉強しろ」と口うるさく言ってくる学校ではないこともあり、勉強ではほとんど頑張ることはありませんでした。
一口に進学校といっても、受験塾のように学校がビシビシやってくれるところもあれば、学校は放任で生徒が自主的に頑張って(浪人して)合格している学校もあります。前者は受験刑務所とか受験少年院なんて言われることもあるそうですね。
在学中は、定期試験の直前になって、赤点を取らぬよう、留年しないよう、間に合わせで対策する程度でした。当然、定着しないですし、試験が終わったら全て抜けていきます。
学年は1クラス42人が10クラスで420人。1年生の1学期末試験はクラス順位が41位でした。夏休み明けの実力試験では、学年順位が404番か408番くらいだったと思います。このとき思ったのは、「これじゃダメだ。勉強しなくちゃ…」という反省ではなく、「俺より下がいるのか…!」という驚きでした。 結局、3年間の評定平均は5段階で2.9でした。意外と悪くないですね。。「1」を取ったことはないので(自慢にならないけど)。
3年生の夏休みから、ようやく勉強らしい勉強を始めるようになりました。この時、初めて大手予備校の全国模試を受けたのですが、4教科か5教科か忘れましたが全体の偏差値は40台になっていました。高校受験時には全県偏差値は70ちょっとあったのですが…。
また、このとき気づいたことは、いくら勉強しても翌日には頭にほとんど残っていなかった、ということです。理解力・記憶力が驚くほど低下していました。勉強が苦手な人の気持ちが具体的に想像できるようになりました。「やってもすぐ忘れちゃう→だからやらない。やる気も起きない」なのかな、とか。
つづき