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日本史:縄文時代/解説(概略)

縄文時代約1万3000年前から紀元前4世紀頃まで続きました。

縄文時代は土器の形状から、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6つの時期に区分されます。

 

更新世(氷河時代)が終わり完新世になると、地球は温暖化し、海面が上昇しました。これにより、現在の形に近い日本列島ができたほか、大型動物は絶滅し、植生も変化した。

 

環境の変化によって動植物も変化しました。これに応じて、人々も新しい道具を使用するようになりました。

 

磨製石器は、表面をみがいて切れ足をするどくした石器です。縄文時代は磨製石器を使用したことから、新石器時代に属します。

 

縄文土器は低温で焼かれた黒褐色の土器です。すべての縄文土器に縄目の文様があるわけではなく、時期によっては縄目の文様がない土器もつくられています。

 

大型動物にかわってシカイノシシなどの動きの素早い動物が増えたため、弓矢が使われるようになりました。また、動物の骨や角を用いて釣針などの骨角器がつくられ、漁労も発達しました。

 

豊かな収穫を祈って、女性をかたどった土偶もつくられました。

 

 

各地の集団同士で交易も行われました。石器の材料となる黒曜石サヌカイト(讃岐石)、装飾品などとして用いられた半透明で緑色のひすいなどの岩石が交換されました。

 

人々の生活について。人々は竪穴住居で暮らしました。食べ物の残りかすは貝塚に捨てられました。貝塚は各地で見つかっていますが、東京都の大森貝塚などが有名です。

 

通過儀礼としては、歯を抜く抜歯が行われました。

埋葬では、死者による災いを防ぐため、手足を折り曲げて埋葬する屈葬が行われました。

 

当時はあらゆるものに霊魂が存在すると考えていましたが、この信仰をアニミズムといいます。

縄文時代の遺跡としては、青森県三内丸山遺跡が有名です。