Ⅰ.飛鳥時代の年代
・推古天皇が即位する592年から、平城京に都が移される710年まで。
Ⅱ.大まかな流れ
1)聖徳太子の政治
2)大化改新
3)律令国家への道
4)律令国家の成立
Ⅲ.飛鳥時代の流れ
1)厩戸王(聖徳太子)の政治
・593年、推古天皇の摂政となる
※蘇我馬子と協力
・603年、冠位十二階の制度
・604年、憲法十七条:役人の心構えを示した
・607年、遣隋使:小野妹子を派遣
・622年、死去
2)大化改新
・645年、乙巳の変
…中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我氏を滅ぼす(蘇我蝦夷・蘇我入鹿)
→大化改新:政治改革を実施
3)律令国家への道
・663年、白村江の戦い:唐・新羅の連合軍に敗北
・667年、近江大津宮に遷都
①天智天皇
・668年、中大兄皇子が即位して天智天皇となる
・670年、庚午年籍:初の全国的戸籍
・672年、壬申の乱:天智天皇死去後の皇位継承争い
※天智天皇の子:大友皇子(敗北)
天智天皇の弟:大海人皇子(勝利)
②天武天皇
・673年、大海人皇子が天武天皇として即位
→天皇中心の政治を進める
・684年、八色の姓…天武天皇が制定した8階の姓
③持統天皇
・天武天皇の皇后。天武天皇の死去後に即位
・689年、飛鳥浄御原令の施行
・690年、庚寅年籍:戸籍を作成
・694年、藤原京に遷都
4)律令国家の成立
・701年、大宝律令の完成
→律令国家の成立
漢字の読み方
・厩戸王:うまやとおう
・推古天皇:すいこてんのう
・蘇我馬子:そがのうまこ
・冠位十二階:かんいじゅうにかい
・憲法十七条:けんぽうじゅうしちじょう
・遣隋使:けんずいし
・小野妹子:おののいもこ
・乙巳の変:いっしのへん
・中大兄皇子:なかのおおえのみこ
・中臣鎌足:なかとみのかまたり
・蘇我蝦夷:そがのえみし
・蘇我入鹿:そがのいるか
・大化改新:たいかのかいしん
・白村江の戦い:はくすきのえのたたかい(はくそんこうのたたかい)
・唐:とう
・新羅:しらぎ
・天智天皇:てんじてんのう
・庚午年籍:こうごねんじゃく
・壬申の乱:じんしんのらん
・大友皇子:おおとものみこ
・大海人皇子:おおあまのみこ
・天武天皇:てんむてんのう
・八色の姓:やくさのかばね
・持統天皇:じとうてんのう
・飛鳥浄御原令:あすかきよみはらりょう
・庚寅年籍:こういんねんじゃく
・藤原京:ふじわらきょう
・大宝律令:たいほうりつりょう
※漢字ミス注意:「太宝」は×