ポイント解説
第二次世界大戦はドイツがポーランドに侵攻したことを受けて、イギリス・フランスがドイツに宣戦布告して始まりました。日本は破竹の勢いを見せるドイツに接近し、イタリアを含めて三国で軍事同盟を結びました。アメリカは当初参戦しませんでしたが、イギリス・ソ連を支援していました。
1.第二次世界大戦:1939~45年
①開戦前
・1939年、ドイツはソ連と独ソ不可侵条約を結ぶ
②開戦
・1939年9月、ドイツがポーランドに侵攻
→イギリス・フランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まる
2.ドイツの優勢と占領政策
①フランスの降伏
・ドイツがパリを占領し、フランスが降伏
②日独伊三国同盟
・1940年、日本・ドイツ・イタリアが軍事同盟を結ぶ
③独ソ戦
・1941年6月、ドイツがソ連に侵攻
④ドイツの占領政策と反発
・ドイツはユダヤ人を差別し、アウシュビッツなどの強制収容所に送った
・レジスタンス…ドイツの占領政策に対する抵抗運動。ヨーロッパ各地で起こった
3.アメリカの動き
・当初は参戦せず、イギリスやソ連に武器などを援助
①大西洋憲章
・1941年8月、アメリカのルーズベルト大統領とイギリスのチャーチル首相が発表
→ファシズムへの対抗や戦後の平和構想(国際連合の設立など)を示した
漢字の読み方
・独ソ不可侵条約:どくそふかしんじょうやく
・日独伊三国同盟:にちどくいさんごくどうめい
・大西洋憲章:たいせいようけんしょう