歴史6-7 大衆文化と都市の発展(まとめ)

ポイント解説

大正時代を中心とした文化です。明治時代の文化と区別して覚える必要があります。特にラジオ放送の開始が大正時代であったことはおさえておきましょう。


1.通信

ラジオ放送の開始:1925(大正14)年に開始


2.文学と代表作

志賀直哉

白樺派の作家

「城の崎にて」「暗夜行路」など

 

武者小路実篤

白樺派の作家

「お目出たき人」など

 

芥川龍之介

「羅生門」「鼻」など

 

川端康成

「伊豆の踊子」「雪国」など

・1968年、ノーベル文学賞を受賞

 

小林多喜二

プロレタリア文学の作家

・「蟹工船」など


3.音楽

山田耕筰

・洋楽の作曲家・指揮者

・日本最初のプロオーケストラを組織


4.新しい学問

柳田国男

・農村などの生活を研究

民俗学を提唱


5.働く女性

バスガール電話交換手など


6.関東大震災

・1923年9月1日に発生

→その後、東京や横浜は近代的な都市として生まれ変わった


漢字の読み方(タップで開きます) ・志賀直哉:しがなおや
・白樺派:しらかばは
・城の崎にて:きのさきにて
・暗夜行路:あんやこうろ
・武者小路実篤:むしゃのこうじさねあつ
・お目出たき人:おめでたきひと
・芥川龍之介:あくたがわりゅうのすけ
・羅生門:らしょうもん
・川端康成:かわばたやすなり
・伊豆の踊子:いずのおどりこ
・小林多喜二:こばやしたきじ
・蟹工船:かにこうせん
・山田耕筰:やまだこうさく
・柳田国男:やなぎたくにお
・民俗学:みんぞくがく