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歴史7-1 占領下の日本(まとめ)

ポイント解説

GHQの方針は日本の民主化・非軍事化でした。治安維持法の廃止財閥解体農地改革などの大きな改革が行われました。日本の本土はGHQの間接統治にもとにおかれましたが、沖縄などはアメリカ直接統治北方領土などはソ連に占領されました。


1.GHQの統治

・終戦後、日本はアメリカなどの連合国により占領された

連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)による間接統治のもとにおかれた

GHQ最高司令官マッカーサー

間接統治:GHQの指令に従って日本政府が政策を実施

・GHQの方針:日本の民主化非軍事化

 

①日本の領土の制限

北海道、本州、四国、九州とその周辺の島々に限られる

 

ⅰ.アメリカ軍の直接統治

沖縄、奄美群島、小笠原諸島

 

ⅱ.ソ連の占領

北方領土(国後島、択捉島、歯舞群島、色丹島)、千島列島、南樺太など

 

2.民主化・自由化政策

①政治活動・言論の自由

ⅰ.治安維持法の廃止

・政治活動・発言が自由に

 

ⅱ.選挙権の拡大

・満20歳以上のすべての男女が有権者となった

 

財閥解体:経済の民主化

三井・三菱・住友・安田などの財閥を解体

※日本経済を支配し、軍国主義を支えてきた

 

③労働者の権利保障

ⅰ.労働組合法

・労働者の団結権を保障

労働組合の結成を認めた

・ストライキも認めた

 

ⅱ.労働基準法

・労働条件の最低基準を定めた

 

農地改革:農村の民主化

・地主の持つ小作地を政府が強制的に買い上げ

小作人(小作農)に安く売り渡した

→多くの自作農が生まれた

小作人:自分の農地を持たない

自作農:自分の農地を持つ

 

⑤軍隊の解散

 

⑥公職追放

・戦争中に重要な地位にあった人々が対象

 

3.極東国際軍事裁判(東京裁判)

・戦争犯罪人(戦犯)とみなされた人が対象

東条英機元首相らが死刑に

 

4.昭和天皇の「人間宣言

・1946年1月1日、昭和天皇みずから「天皇は神の子孫である」という考え方を否定


漢字の読み方

連合国軍最高司令官総司令部:れんごうこくぐんさいこうしれいかんそうしれいぶ

GHQ:ジーエイチキュー

奄美群島:あまみぐんとう

国後島:くなしりとう

・択捉島:えとろふとう

・歯舞群島:はぼまいぐんとう

・色丹島:しこたんとう

財閥解体:ざいばつかいたい

小作人:こさくにん

自作農:じさくのう

・公職追放:こうしょくついほう

極東国際軍事裁判:きょくとうこくさいぐんじさいばん

東条英機:とうじょうひでき