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歴史6-11 日中戦争と戦時体制の強化(まとめ)

ポイント解説

1937年に始まった日中戦争は日本の優勢に進みましたが、アメリカやイギリスが中国を支援していたため、戦争は長引きました。日本国内では国家総動員法の制定や大政翼賛会の結成、物資の切符制配給制など、戦時体制が強化されていきました。


1.日中戦争

①始まり:盧溝橋事件

・1937年7月7日、北京郊外の盧溝橋で日本と中国の軍隊が武力衝突

日中戦争が始まる

 

②中国国内の動き

中国国民党中国共産党が内戦を停止

→協力して日本に対抗するため抗日民族統一戦線を結成

 

ⅰ.中国国民党

蔣介石を指導者とする

・1927年に国民政府を樹立

→中国共産党と対立していた

中華民国を代表する政権

 

ⅱ.中国共産党

毛沢東を指導者とする

・第二次世界大戦後、中華人民共和国を建国する

 

2.日中戦争の泥沼化

①南京占領1937年末

・日本軍は中国の首都南京を占領

南京事件:多数の中国人が殺害された

 

②国民政府の抵抗

蔣介石国民政府漢口、さらに重慶に移動しながら抵抗

※アメリカやイギリスからの支援(援蔣ルート)があった

 

3.戦時体制の強化(日本)

国家総動員法:1938年

・国民の労働力や物資などを議会の承認なしに戦争に動員できる法律

近衛文麿内閣のとき制定

 

大政翼賛会:1940年

・政党や団体のほとんどが解散し、国民を戦争に協力させるためにつくられた組織

 

③きびしい国民生活

・軍需品の生産を優先し、生活必需品が不足

切符制砂糖マッチ、木炭など

配給制

 

皇民化

・朝鮮や台湾で行われた日本への同化政策

・姓名を日本式に改める創氏改名などを実施


漢字の読み方

盧溝橋:ろこうきょう

抗日民族統一戦線:こうにちみんぞくとういつせんせん

蔣介石:しょうかいせき

毛沢東:もうたくとう

南京:ナンキン

漢口:かんこう

・重慶:じゅうけい

援蔣ルート:えんしょうルート

 ※「蔣」介石を支「援」する、という意味

国家総動員法:こっかそうどういんほう

近衛文麿:このえふみまろ

大政翼賛会:たいせいよくさんかい

切符制:きっぷせい

配給制:はいきゅうせい

皇民化:こうみんか

創氏改名:そうしかいめい