2020(令和2)年5月のニュース・時事問題
●新型コロナウイルス関連で多く聞かれるようになった言葉
三密
・新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために、避けるべき3つの「密」のこと。
1. 換気の悪い密閉空間
2. 多数が集まる密集場所
3. 間近で会話や発声をする密接場面
医療崩壊
・新型コロナウイルス感染者・患者の急激な拡大により、医療従事者(医者・看護師など)の人手や医療機器が不足し、十分な治療が行えなくなること。
PCR検査
・ウイルスの遺伝子を増幅して検出する方法。これにより、新型コロナウイルス(今回の場合)に感染しているか調べる。感染している場合は陽性、感染していない・回復した場合は陰性となる。
※PCR:Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略
●5月4日:緊急事態宣言の延長
・新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が4月7日に発令した緊急事態宣言が、5月末まで延長されることが発表されました。
※当初は大型連休(ゴールデンウイーク)が終わる5月6日までとされていました。
●5月14日:39県で緊急事態宣言を解除
・新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国に対して発令されていた緊急事態宣言が、8都道府県(東京・埼玉・千葉・神奈川、大阪・京都・兵庫、北海道)を除く39県で解除されることが発表されました。
●5月21日:東京五輪、2021年が無理なら中止
・新型コロナウイルスの影響で2021年に延期された東京オリンピック・パラリンピックについて、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は、海外メディアのインタビューのなかで、2021年の開催が無理になった場合は中止とする見通しを示しました。
●5月21日:2府1県で緊急事態宣言を解除
・緊急事態宣言の対象地域として残っていた、8都道府県(東京・埼玉・千葉・神奈川、大阪・京都・兵庫、北海道)のうち、関西の大阪府・京都府・兵庫県について解除することが発表されました。
・北海道と関東の1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川)については、緊急事態宣言が継続となりました。これらの5都道県については、感染拡大の状況を見て、25日にも解除可能か判断されることとなりました。