歴史の「〇〇年」は憶えた方が良いのか

歴史(中学歴史、高校日本史・世界史)において、あるできごとが何年(西暦年)に起きたかを憶えるべきかという話。

 

結論から言えば、憶えた方が良いです。

 

特に、大きなできごと、時代の区切りとなる年代は、必ず憶えるべきだと思います。

 

というのも、私の場合ですが、

・〇世紀前半・後半だけ憶えて西暦何年というのを曖昧にしてしまうと、頭の中にある年表がボンヤリした状態になってしまい、気持ち悪いので、できるだけハッキリさせておきたい。

・「流れで憶えればいい」と言っても、何年か知らないことには流れもつかめない。

 

といったことがあるからです。

 

ということで、教科書の本文に出てくるの年は全部憶えるようにしています。

(どうでもいいですが、年代をたくさん憶えているからか、人の誕生日を憶えるのが得意になりました笑)

 

予備校の先生や、参考書のなかには「憶えるのは○世紀前半とか西暦の下2ケタだけでいい」という意見もありますが、そのように言っている人たちも、本当は間違いなくちゃんと憶えているはずです。「そこまで入試では問われない」ということなのでしょうが、たとえ問われなくても、正確に知っているかいないかで正解・不正解が変わってくることもおおいにありえます。

 

 

特に世界史ですと、教科書の順番と年代順が逆に書かれていることもあるので、西暦年で正確に把握しておくことで、横の歴史の前後関係や地域相互の関係がつかみやすくなります。 

 

歴史の成績がなかなか上がらない、という人は、何年という数字をしっかり憶えるようにするといいかもしれません。語呂合わせで憶えるのもありです。

 

特に憶えていないけど歴史は得意だ、という場合は、そのやり方でOKということだと思いますので、無理にやり方を変えなくていいと思います。

 

日本史が得意だった私の友人の1人は、「区切りとなる年はしっかり憶えているが、それ以外の年代はかなりあいまいだ(ただし流れや前後関係は憶えている)」とのことでした。