歴史4-8 江戸時代の身分制度 まとめ


ポイント解説

江戸時代は、身分と職業が結びついた身分制度がとられていました。武士の生活は農民からの年貢で支えられていたため、幕府は農民支配に力を注ぎ、五人組の制度などをとりました。


1.江戸時代の身分制度

武士

百姓(農民など)

町人(商人職人など)

 

武士

・城下町で生活。全人口の約7%

・武士の特権:名字を名のること帯刀(刀を差すこと)

 

町人

・城下町で生活。全人口の約5%

 

ⅰ.地主家持

・町内に土地や家をもち、税を納めた

町役人(名主など)に選ばれ、町奉行のもとで自治を行う

 

ⅱ.借家人

・日雇いや行商で暮らした人々

 

③百姓

・全人口の約85%

 

ⅰ.本百姓

・土地を持ち年貢を納める百姓

 

ⅱ.水のみ百姓(水呑百姓)

・土地を持たない百姓

 

ⅲ.村役人

庄屋(名主)組頭百姓代

 →村の自治、年貢を徴収して領主に納める

 

ⅳ.年貢率

四公六民:収穫の4割を納める

五公五民:収穫の5割を納める

 

ⅴ.村八分

・村のおきてやしきたりを破った場合、制裁として火事や葬式以外の付き合いを断たれた

 

ⅵ.五人組の制度

・5~6戸で一組となり、犯罪の防止年貢の納入に連帯責任を負った


2.差別を受けた人々

えた身分

・農業を行い年貢を納めた

・死んだ牛馬の解体、皮革業、履き物生産、犯罪者の取りしまりなどに従事

 

ひにん身分

・役人の下働き、芸能などに従事


漢字の読み方(タップで開きます) ・帯刀:たいとう
・地主:じぬし
・家持:いえもち
・町役人:ちょうやくにん
・名主:なぬし
・町奉行:まちぶぎょう
・借家人:しゃくやにん
・本百姓:ほんびゃくしょう
・水呑百姓:みずのみびゃくしょう
・庄屋:しょうや
・組頭:くみがしら
・百姓代:ひゃくしょうだい
・四公六民:しこうろくみん
・五公五民:ごこうごみん
・村八分:むらはちぶ
・五人組:ごにんぐみ
・皮革業:ひかくぎょう
・履き物:はきもの