歴史4-15② 化政文化 まとめ


ポイント解説

化政文化は19世紀(1800年代)前半、江戸を中心とする文化です。俳諧で活躍したのは与謝蕪村小林一茶。同じ俳諧でも松尾芭蕉は元禄文化なので注意しましょう。


化政文化

・特徴:19世紀前半の文化・文政年間に江戸を中心に栄えた、庶民を担い手とする文化

 

1.浮世絵の発展

錦絵

・多色刷りの版画

鈴木春信が創始

 

東洲斎写楽の活躍

・人気の歌舞伎役者の絵を描く

 

③美人画

喜多川歌麿「ポッピンを吹く女」など

 

④風景画

葛飾北斎「富嶽三十六景」

歌川広重(安藤広重)の「東海道五十三次」


2.文学

①こっけい本

十返舎一九「東海道中膝栗毛」

 

②長編小説

滝沢馬琴「南総里見八犬伝」


3.文芸

①俳諧

与謝蕪村:風景を絵画的に表現

小林一茶:農民の素朴な感情を表現

 

川柳

・俳諧の形式(5・7・5)で世相や政治を皮肉った

 

狂歌

・和歌の形式(5・7・5・7・7)で世相や政治を皮肉った


4.教育の広がり

①私塾

・学者が設立した塾

・武士・町人・百姓などを広く受け入れた

 

※おもな私塾の例

適塾…医者の緒方洪庵が大阪に設立

鳴滝塾…オランダ商館の医者シーボルトが長崎に開いた医学塾

 

藩校

・各地の藩が設立した、人材育成のための武士の学校

儒学などを教えた

 

寺子屋

・町や農村に多数設立された庶民の教育機関

読み・書き・そろばんなど実用的な知識を教えた


漢字の読み方(タップで開きます) ・錦絵:にしきえ
・鈴木春信:すずきはるのぶ
・東洲斎写楽:とうしゅうさいしゃらく
・喜多川歌麿:きたがわうたまろ
・葛飾北斎:かつしかほくさい
・富嶽三十六景:ふがくさんじゅうろっけい
・歌川広重(安藤広重):うたがわひろしげ(あんどうひろしげ)
・東海道五十三次:とうかいどうごじゅうさんつぎ
・十返舎一九:じっぺんしゃいっく
・東海道中膝栗毛:とうかいどうちゅうひざくりげ
・滝沢馬琴:たきざわばきん
・南総里見八犬伝:なんそうさとみはっけんでん
・与謝蕪村:よさぶそん
・小林一茶:こばやしいっさ
・川柳:せんりゅう
・狂歌:きょうか
・適塾:てきじゅく
・緒方洪庵:おがたこうあん
・鳴滝塾:なるたきじゅく
・寺子屋:てらこや