歴史3-7 日明貿易、東アジアとの交流 まとめ

1.東アジアの動き

①中国

・14世紀半ば、漢民族を建国

※元の勢力(モンゴル民族)を北に追い出す

 

②朝鮮半島

・14世紀末、李成桂高麗をほろぼし、朝鮮(国)を建国

ハングルという文字がつくられる

に朝貢し、日本とは対等な関係


2.倭寇の出現

・中国や朝鮮半島の沿岸で海賊行為をはたらいた集団

・中国人や朝鮮人もいた


3.日明貿易(勘合貿易)

①開始

倭寇の取りしまりを日本に求める

→室町幕府の足利義満倭寇を禁止

 

②形態

ⅰ.朝貢形式

足利義満が明の皇帝から「日本国王」と認められたうえで、貿易を行う

 

ⅱ.勘合

・明から与えられた証明書

・使用した目的・理由:正式な貿易船と倭寇とを区別するため

 

③貿易品

ⅰ.輸出品

硫黄・刀剣など

 

ⅱ.輸入品

銅銭生糸・絹織物・水墨画など


4.日朝貿易

・朝鮮も日本に倭寇の取りしまりと貿易を求める

→室町幕府の足利義満や、西国の守護大名が応じる

 

①輸出品

硫黄など

 

②輸入品

綿織物・仏教の経典など


5.琉球王国

①統一前の状況

・14世紀、北山中山南山の3つの勢力ができる

 

②統一と建国

・15世紀、中山王尚氏が沖縄島を統一

→首里を都に琉球王国を建国

 

③貿易

中継貿易で栄える

・日本、中国、朝鮮半島、東南アジアに船を送り、各地の産物を交換


6.アイヌ民族との交易

①アイヌの人々の暮らし

・13世紀から、蝦夷地(現在の北海道)で狩りや漁を行う

 

②和人(日本人)とのかかわり

ⅰ.14世紀

安藤(安東)氏がアイヌの人々と交易を開始

※津軽半島(青森県)の十三湊に根拠地を置く豪族

 

ⅱ.15世紀

・蝦夷地南部に和人を築いて進出

→アイヌの人々と交易を行う

 

志苔館跡(北海道函館市)から大量の銅銭(宋銭)や磁器などが出土

※活発な交易の証拠

 

・交易により、アイヌの人々の生活が圧迫される

※15世紀半ば、首長コシャマインを中心にアイヌ民族が蜂起

 →和人にしずめられる


漢字の読み方(タップで開きます) ・明:みん
・李成桂:りせいけい(イソンゲ)
・倭寇:わこう
・勘合:かんごう
・水墨画:すいぼくが
・琉球王国:りゅうきゅうおうこく
・北山:ほくざん
・中山:ちゅうざん
・南山:なんざん
・尚氏:しょうし
・中継貿易:ちゅうけいぼうえき(なかつぎぼうえき)
・蝦夷地:えぞち
・十三湊:とさみなと
・和人:わじん
・館:たて
・志苔館:しのりだて
・蜂起:ほうき