歴史3-4 鎌倉文化 まとめ

鎌倉文化

①特徴

・京都の伝統的な公家文化を基礎に、武士の気風を反映した素朴で力強い文化

 

②建築・彫刻

東大寺の再建…源平の争乱で平氏に焼かれたが、寄付を集めて再建

東大寺南大門の新しい建築様式を取り入れた建築。門の左右には、運慶快慶らがつくった金剛力士像が置かれている

 

 

③文学

・「新古今和歌集」…後鳥羽上皇の命令で編集された。編集を担当した藤原定家のほか、西行(武士から僧になった)らの和歌を収録

・「平家物語」…源平の争乱や平氏の繁栄と没落をえがいた軍記物。琵琶法師によって語り伝えられた

・「方丈記」…鴨長明の随筆集。この世の無情さや社会のはかなさを記した

・「徒然草」…兼好法師吉田兼好)の随筆集。民衆の生活や日常でのできごとの感想などを記した

 

④絵画

絵巻物…合戦のようすや僧の伝記をえがいた

似絵…写実的な肖像画。伝源頼朝像などが有名

 

 

⑤鎌倉時代の新しい仏教

浄土宗法然

 …「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、だれでも極楽浄土に生まれ変わると説いた

 

浄土真宗一向宗):親鸞法然の弟子

 …阿弥陀如来の救いを信じる心を起こすだけで救われることや、悪人こそ救われると説いた

 

時宗一遍

 …念仏の札の配布、踊念仏による布教を行った

 

日蓮宗法華宗):日蓮

 …法華経の題目南無妙法蓮華経」を唱えれば、人も国家も救われると説いた

 

禅宗座禅によって自分で悟りを開こうとする。から伝えられた

臨済宗栄西

 …幕府の保護を受けた。師との問答を通して真理をさとろうとした

 

曹洞宗道元

 …ひたすら座禅を行い自ら真理をさとろうとした

 

※奈良時代の仏教や、平安時代の仏教(天台宗真言宗)も、引き続き保護・信仰されていた

 

 

 

 

※漢字の読み方

運慶:うんけい

快慶:かいけい

金剛力士像:こんごうりきしぞう

藤原定家:ふじわらのさだいえ(ふじわらのていか)

西行:さいぎょう

琵琶法師:びわほうし

方丈記:ほうじょうき

鴨長明:かものちょうめい

徒然草:つれづれぐさ

兼好法師吉田兼好):けんこうほうし(よしだけんこう)

似絵:にせえ

浄土宗:じょうどしゅう

法然:ほうねん

南無阿弥陀仏:なむあみだぶつ

浄土真宗一向宗):じょうどしんしゅう(いっこうしゅう)

親鸞:しんらん

時宗:じしゅう

一遍:いっぺん 

・踊念仏:おどりねんぶつ

日蓮宗法華宗):にちれんしゅう(ほっけしゅう)

・南無妙法蓮華経:なむみょうほうれんげきょう

禅宗:ぜんしゅう

・座禅:ざぜん

臨済宗:りんざいしゅう

栄西:えいさい

曹洞宗:そうとうしゅう

道元:どうげん