歴史3-3 武士と民衆の生活 まとめ

1.地頭の荘園支配

①地頭と荘園領主の争い

解決策

下地中分地頭荘園領主で土地を半分に分け、それぞれの支配権を認める

・地頭が一定額の年貢を請け負い、領主に納める

 

②訴えられた地頭

・紀伊(和歌山県)の阿氐河荘の農民

地頭のひどい行いを片仮名で書きつらね、荘園領主に訴えた


2.武士の生活

弓馬の道」「武士の道

・名誉を大切にし、恥を嫌う態度、武士の心構え

 

②武芸の訓練

笠懸流鏑馬など

 

惣領

・武士の一族の長

一族をまとめ、団結した

 

④領地の相

分割相続が行われた

女性(女子)にも相続が認められ、女性の地頭もいた


3.民衆の生活

①農耕の変化

牛馬()鉄製の農具を使った農耕

を焼いたを肥料として使う

 

二毛作

・同じ農地で1年に2種類の作物を収穫すること

・米の裏作に麦を収穫した

 

定期市()

・寺社の門前や交通の要所などで定期的に開かれた

・売買には中国から輸入された銅銭(宋銭)を使用


漢字の読み方(タップで開きます) ・下地中分:したじちゅうぶん
・阿氐河荘:あてがわのしょう
・弓馬の道:きゅうばのみち
・武士の道:もののふのみち
・笠懸:かさがけ
・流鏑馬:やぶさめ
・惣領:そうりょう
・二毛作:にもうさく