地理5-3 近畿地方 解説

1.近畿地方の自然・気候

 三重県の志摩半島は入り組んだリアス海岸になっています。

 近畿地方の南部には、けいわしい紀伊山地がそびえています。林業では吉野すぎが有名です。

 

 滋賀県には日本最大の湖である琵琶湖があります。琵琶湖は近畿地方の水がめとして、飲料水、農業・工業用水、水力発電の用水などに利用されています。プランクトンが大量発生して水質が悪くなる赤潮の発生といった問題もあり、水質改善の対策が進められています。

 

 瀬戸内海に面する地域は降水量が少ないため、ため池が多くあります。

 

 1995年には阪神大震災兵庫県南部地震)が発生し、大きな被害をもたらしました。

 

 

2.都市圏

 大阪・神戸・京都を中心に、大阪大都市圏京阪神大都市圏)が広がっています。

 

3.工業

 近畿地方で大阪府・兵庫県を中心に、和歌山県などまで広がる工業地帯を阪神工業地帯を阪神工業地帯といいます。戦前はせんい工業が中心でしたが、現在は、化学鉄鋼の割合が高めとなっています。

 東大阪市などの内陸部には、多くの中小企業があります。

 

 

4.農業

 都市周辺で野菜を生産する近郊農業が行われています。京野菜(きょうやさい)の九条ねぎ、賀茂なすなどが有名です。

 

 

5.文化財

 古都である京都奈良には、文化財が多くあります。伝統的工芸品としては、京都の京焼(清水焼)、西陣織などがあります。

 このほか、多くの世界遺産(文化遺産)があり、多くの観光客が国内外から訪れています。

 

 

6.大阪府について

①人口

 大阪府の人口は東京都神奈川県に次いで3位の多さです。

 

②面積

 人口が多い一方で、面積は全国で2番目に小さいです。そのため、人口密度は全国2位となっています。

 

③商業

 江戸時代の大阪は「天下の台所」として栄えました。現在も大阪には問屋街が形成されており、卸売の中心として栄えています。そのため、大阪府は商品の販売額に占める卸売業の割合が高くなっています。

 

④農業

 大阪府の農業生産額は少ないです。