地理3-4 ヨーロッパ州② 解説

ヨーロッパ各国について、簡単に確認をしていきます。

 

1.イギリス

 18世紀、世界に先がけて産業革命がおこり、鉄鋼業・機械工業が発達しました。イギリスは「世界の工場」となり、工業国として発展しました。

20世紀の2度の世界大戦により、イギリスの地位は低下しましたが、近年は北海油田が開発されたことで、石油輸出国となっています。

 

 イギリスとEUの関係について。2016年、イギリスは国民投票でEUからの離脱を決めました。加盟中も共通通貨のユーロは導入しておらず、独自の通貨であるポンドをずっと使用しています。

 

 

2.フランス

 フランスはヨーロッパのなかで日本より面積の大きい数少ない国の1つです。

 

 EU最大の農業国で、小麦の輸出は世界2位です(アメリカが1位)。農業だけでなく工業もさかんな国で、航空・宇宙分野において世界でも最先端の技術を有しています。

 

 このほか、原子力発電の割合が約80%と高く、先進国で最大となっています。 

 

 

 

 

3.ドイツ

 ドイツはEU最大の工業国で、ルール地方はヨーロッパ最大の工業地域(ルール工業地域(地帯))です。

 また、経済大国の1つでもあり、そのGDPはヨーロッパで最大、世界全体でも4位の規模です。ということで、EUの経済・通貨・政治的統合の中心的存在でもあり、経済や金融政策において、ドイツの果たす役割は大きいものがあります。

 

 貿易では、加工貿易で生産した機械類自動車のほか、医薬品の輸出も多くなっています。

 

 

4.スイス

 スイスは永世中立国として知られています。

 日本との貿易を見てみると、医薬品精密機器、電気機器などの輸出が多いです。

 

 言語は、ドイツ語を話す人が人口の約3分の2で、他にフランス語、イタリア語、ロマンシュ語も公用語となっています。

 

 

5.ロシアロシア連邦

 ロシアは面積が世界1位で、日本の約45倍もあります。人口は約1.4億人、こちらも日本より多いです。

 気候は寒冷で、多くが冷帯亜寒帯)、一部に寒帯も見られます。シベリア地方には、タイガとよばれる針葉樹の森林が広がっています。

 

 農業では、南部の黒色土黒土地帯小麦の栽培がさかんです。

 

 資源も豊富な国で、石油や天然ガスをパイプラインでEU諸国に送っています。