北アメリカ州の各国について
1.アメリカ(アメリカ合衆国)
①基礎データ
・面積:日本の約25倍、世界3位
・人口:3億人をこえ、世界3位
・言語:英語
・宗教:キリスト教が多い
・ニューヨーク…アメリカ最大の都市。国際連合の本部が置かれている
・移民が多い
・ヒスパニック…スペイン語を話すメキシコなどからの移民
②アメリカ合衆国の気候・自然
・西経100度より東:温暖で湿潤
・西経100度より西:降水量が少ない
ⅰ.プレーリー
・中央部に広がる広大な平原
・おもに小麦を栽培
ⅱ.五大湖
・沿岸は重工業地域
・水運も利用
ⅲ.ロッキー山脈
・北アメリカ大陸西部のけわしい山脈
※環太平洋造山帯に属す
ⅳ.アパラチア山脈
・東部のなだらかな山脈
ⅴ.ミシシッピ川
・アメリカの中央部を流れる
③アメリカの商業・貿易
ⅰ.多国籍企業
・各国に子会社を置き、世界規模で活動する企業
※アメリカに本社を置くものが多い
ⅱ.北米自由貿易協定(NAFTA)
・アメリカ・カナダ・メキシコの3か国で結成
・関税の撤廃など
④アメリカの農業
ⅰ.特徴
・アメリカは世界最大の農業国
・適地適作:地域ごとの気候に合った農産物を生産
・企業的な農業:少ない労働力で広い面積を経営
ⅱ.おもな作物・農業形態
・綿花:南部でさかんに栽培
・酪農:東海岸や五大湖周辺でさかん
・肉牛の放牧:西部でさかん
※西経100度より西は降水量が少なく牧草地が広がっている
・小麦、大豆、とうもろこし、綿花
→いずれもアメリカが世界最大の輸出国
※アメリカは小麦の生産量の約半分を輸出
④アメリカの工業・科学技術
・アメリカは世界最大の工業国
・サンベルト:北緯37度以南の温暖な地域
→先端技術産業が発達
例:バイオテクノロジー、航空宇宙産業、情報技術(IT)産業
※IT産業はサンフランシスコ郊外のシリコンバレーでさかん
・石油(原油)の産出量は世界の上位
※国内での消費量が多い。輸入量も世界最大規模
2.カナダ
①基礎データ
・面積:世界2位
・気候:冷帯(亜寒帯)と寒帯
・言語:英語とフランス語
・宗教:キリスト教が多い
②貿易
・アメリカが最大の貿易相手国
③その他
・1人あたりのエネルギー消費量が多い
理由:気候が寒冷なため、暖房の利用が多いから
3.メキシコ
・日本より人口が多い。1億をこえる
・言語:スペイン語
・宗教:キリスト教が多い
・アメリカが最大の貿易相手国
必修地理 3章各ページリンク(タップで開きます)
●3-1 アジア州①
アジア州全体。中国、韓国
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・アジア州の地図
●3-2 アジア州②
東南アジア、西・中央アジア
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●3-3 ヨーロッパ州①
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・ヨーロッパ州の地図
●3-4 ヨーロッパ州② ヨーロッパ各国
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●3-5 アフリカ州
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・アフリカ州の地図
●3-6 北アメリカ州
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・北アメリカ州の地図
●3-7 南アメリカ州
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・南アメリカ州の地図
●3-8 オセアニア州
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
・オセアニア州の地図