1.家計の支出
家計の支出には、大きく3つがあります。
まず、消費支出です。これは、食料費、交通・通信費、教育費など、財やサービスの購入にあてられた支出のことを指します。
次に、非消費支出です。これは、税金、社会保険料などがあります。例えば、サラリーマンで毎月給料を受け取っている場合には、給料から税金・社会保険料(年金など)が先に引かれていて、残った金額を手取りとして受け取ります。つまり、非消費支出とは、強制的に支払わなければいけないものです。
もう1つが貯蓄です。家計の収入から、消費支出と非消費支出を引いた残りが貯蓄となります。これには、銀行預金、保険料などがあります。保険料とは、生命保険など、民間の保険会社に自由に加入して支払うというものですので、強制的な社会保険料とは(名前は似ていますが)全く違うものです。
2.支払いの手段
買い物をする場合、現金以外にも支払いの方法があります。クレジットカードを使えば、現金を持たずに買い物ができます。この場合、代金は銀行口座から引き落とされます。現金を使わずに買い物ができるのは便利ですが、後で支払わなければならないため、使いすぎに注意が必要です。
現金以外の支払い手段としては、他に電子マネーがあります。電子マネーとは、ICカードや携帯電話などに取り込んだお金のことです。事前にチャージしておいた金額分のみ使うことができます。
必修公民 4章各ページリンク(タップで開きます)
●4-1① 3つの経済主体
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-1② 家計
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-2① 消費者の権利
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-2② 流通
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-3 企業の活動
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-4 労働者の権利
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-5① 市場経済、需要と供給
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-5② 市場で決まらない価格
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-6① 金融と銀行
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-6② 中央銀行のはたらき
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-7① 財政
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-7② 税金
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-8① 景気の変動
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-8② 景気対策
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-9① 社会保障制度1
・解説講座 ・まとめ
・一問一答1 ・一問一答2
●4-9② 社会保障制度2
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-10 公害と環境問題
・解説講座 ・まとめ ・一問一答
●4-11 為替相場と経済のグローバル化
・解説講座 ・まとめ ・一問一答