公民3-8① 三権分立 まとめ

1.三権分立

①三権分立とは

・国の権力を立法行政司法の3つに分散させ、それぞれ独立した機関に担わせるしくみ

※三権はたがいに抑制しあい均衡を保っている

 

②三権分立を導入している理由

・1つの機関に権力が集中すると、権力が濫用されて国民の自由や権利を侵害するおそれがあるから

 ※国民の自由や権利を守るため

 

2.三権の関係

①国会 ⇒ 内閣

内閣総理大臣の指名

内閣不信任の決議

 

②内閣 ⇒ 国会 

・国会召集の決定

衆議院の解散

・国会に対する連帯責任

 

③国会 ⇒ 裁判所

・裁判官の弾劾裁判

弾劾裁判所の設置)

※これまで罷免された裁判官はいる

 

④裁判所 ⇒ 国会

・法律の違憲審査

違憲立法審査権

 

⑤内閣 ⇒ 裁判所

最高裁判所長官の指名

・その他の裁判官の任命

 

⑥裁判所 ⇒ 内閣

・命令・規則・処分の違憲・違法審査

 

3.国民と三権の関係

①国会に対して

選挙

 →国民の代表者(国会議員)を選出する

 

②内閣に対して

世論

 →マスメディアなどを通じて、政治に対する意見を届ける

 

③裁判所に対して

国民審査

→最高裁判所の裁判官について、辞めさせるべきかどうか判断する

 ※最高裁判所の裁判官のみが対象

 ※これまで罷免された裁判官はいない

 

裁判員制度

→くじで選ばれた有権者が、裁判員として刑事事件の第一審に参加


しっかり中学公民にもどる

 

中学社会にもどる