歴史2-12① 摂関政治 まとめ

1.藤原氏の政治

摂関政治

・藤原氏が、天皇が幼いときには摂政として、天皇が成長してからは関白として、政治の実権をにぎって行われた政治

関白…天皇を補佐する職

 

②藤原氏の権力強化

・藤原氏は、娘を天皇のきさき(后)にし、生まれた子を次の天皇にすることで、勢力を伸ばした

 

③藤原氏の全盛期:11世紀前半~半ば

藤原道長とその子藤原頼通のとき

・藤原氏は朝廷の高い地位をほとんど独占し、広大な荘園を有し高い収入を得た

藤原道長は、「この世をば わが世とぞ思う 望月の欠けたることも 無しと思えば」と詠んだ

 ※栄華をほこる気持ちがこめられている


2.地方の乱れ

・10世紀になると、地方の政治は国司に一任される

→自分勝手な国司が増加

→地方の政治の乱れ

※自分で守るしかないので武装→武士の出現へ


漢字の読み方(タップで開きます) ・摂関政治:せっかんせいじ
・摂政:せっしょう
・関白:かんぱく
・藤原道長:ふじわらのみちなが
・藤原頼通:ふじわらのよりみち
 ※頼は×