歴史2-4④ 中国の歴史書と倭、邪馬台国 まとめ

中国の歴史書と弥生時代の日本のようす

・中国では日本を、日本人を倭人とよんでいた

 

1.「漢書」地理志

・紀元前後ののようすを記録

には約100の小国が分立

→朝鮮半島の楽浪郡を通じて、中国(漢)に使いを送る国もあった


2.「後漢書」東夷伝

①奴国王の朝貢:1世紀半ば(57年)

・九州北部の奴国の王が後漢に使いを送る

→皇帝から「漢委奴国王」と刻まれた金印を授けられた

※この金印は江戸時代に志賀島(福岡県)で発見


3.「魏志倭人伝」

邪馬台国

・3世紀、30余りの小国が連合して成立

・女王:卑弥呼

 

②卑弥呼の朝貢

卑弥呼に使いを送る

の皇帝から親魏倭王の称号と金印銅鏡100枚などを授けられた

 

※このころの中国

漢(後漢)がほろび、・蜀・呉が分立する三国時代に

卑弥呼は、このうちに使いを送った


漢字の読み方(タップで開きます) ・倭:わ
・倭人:わじん
・「漢書」地理志:かんじょちりし
・「後漢書」東夷伝:ごかんじょとういでん
・奴国:なこく、なのくに
・漢委奴国王:かんのわのなのこくおう
・金印:きんいん
・志賀島:しかのしま
・「魏志倭人伝」:ぎしわじんでん
・邪馬台国:やまたいこく
・卑弥呼:ひみこ
・魏:ぎ
・朝貢:ちょうこう
・親魏倭王:しんぎわおう
・蜀:しょく
・呉:ご

前:弥生時代

次:大和政権の成立と古墳文化

 

しっかり中学歴史にもどる

 

中学社会にもどる