歴史2-4② 縄文時代 解説

氷河時代が終わって地球が温暖化すると、環境が大きく変化したために大型動物が絶滅し、かわってシカイノシシなどの中小動物が多く活動するようになりました。

 

人々は狩りや漁、採集によって食物を得て生活するようになり、新しい道具も登場しました。

例えば、動きのすばやい動物をとらえるために使われた[弓矢]や、表面をみがいて切れ味をするどくした[磨製石器]、動物の骨や角を加工した漁の道具などがあります。


採集した木の実などを煮たきして食べるために、土器が使用されました。この時代の土器は、低温で焼かれ、表面に縄目の文様がほどこされたものが多く、[縄文土器]とよばれています。

 

人々は集団で生活し、穴をほって屋根をつけたいくつかの[たて穴住居](竪穴住居)に分かれて住んでいました。

 

海岸や水辺などの集落の近くには、食べ物の残りかすなどを捨てた[貝塚]が発見されており、なかでも東京都の[大森貝塚]が有名です。

魔よけや豊かな収穫をいのって、[土偶]とよばれる人形もつくられました。

 

この時代のおもな遺跡には、青森県の[三内丸山遺跡などがあります。

 

なお、打製石器を使用した旧石器時代に対し、縄文時代は[磨製石器]を使用していたことから新石器時代に属します。