1.決まり(ルール)について
・例えば、約束、規則、会社や個人が結ぶ契約、スポーツのルール、国の法律、条約などがある
・対立の調整や防止に役立つ
…発生したトラブルを解決することや、トラブルの発生を未然に防ぐことに役立つ
・社会集団の秩序を保つはたらきがある
・その決まり(ルール)を守ることに合意した場合、当事者はその決まりを守る義務や責任が生じる
→決まりを守ることは、たがいの権利を尊重することにもつながる
・決まりを守らなかった場合は、責任が問われることになる
※決まり(ルール)を守ることは大切だが、制定時と状況や環境が変わった場合には、決まり(ルール)の見直し・変更も必要
2.決定の仕方
①全会一致
・全員の賛成が必要。全員が納得した決定ができる
・決定までに時間がかかることもある
②多数決(の原理)
・より多くの人が賛成した案を採用する方法
・限られた時間内で決定できる
・少数意見の尊重も大切。十分に意見を聞く必要がある
※それぞれの価値観や考え方の違いを認めたうえで、たがいを尊重し、話し合いを通して解決のための合意を形成し、ともに暮らしていくことが大切。
また、そのような社会(共生社会)をめざすためにも、必要な考え方である