公民1-6 決まりをつくる

1.決まり(ルール)について

①決まり(ルール)の例

・約束、規則、会社や個人が結ぶ契約、スポーツのルール、国の法律、条約など

 

②決まり(ルール)の役割

ⅰ.対立の調整や防止に役立つ

・発生したトラブルを解決することや、トラブルの発生を未然に防ぐことに役立つ

 

ⅱ.社会集団の秩序を保つはたらきがある

 

ⅲ.その他

・その決まり(ルール)を守ることに合意した場合、当事者はその決まりを守る義務責任が生じる

決まり(ルール)を守ることは、たがいの権利を尊重することにもつながる

決まり(ルール)を守らなかった場合は、責任が問われることになる

 

※決まり(ルール)を守ることは大切だが、制定時と状況や環境が変わった場合には、決まり(ルール)の見直し・変更も必要


2.決定の仕方

全会一致

全員の賛成が必要

・全員が納得した決定ができる

※決定までに時間がかかることもある

 

多数決(の原理)

・より多くの人が賛成した案を採用する方法

・限られた時間内で決定できる

少数意見の尊重も大切。十分に意見を聞く必要がある

 

※それぞれの価値観や考え方の違いを認めたうえで、たがいを尊重し、話し合いを通して解決のための合意を形成し、ともに暮らしていくことが大切。また、そのような社会(共生社会)をめざすためにも、必要な考え方である


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