1.少子高齢化
・子どもが減り、高齢者が増えること。
出生率の低下と平均寿命ののびが背景にある
※合計特殊出生率…一人の女性が一生に出産する子どもの数
・少子高齢社会
…子どもの割合が減り、高齢者の割合が高くなる社会
※子ども:15歳未満の年少人口
高齢者:65歳以上の老年人口
2.社会集団と家族
・社会集団…人が集まって構成される集団
例)家族、学校、地域社会、企業、国家など
・人間は、いくつかの社会集団に所属し、その一員として協力して生活を送る
→人間は社会的存在である、といわれる
・家族…人が生まれたときから所属する、最も身近な社会集団
・核家族世帯
…夫婦のみ、または「夫婦と未婚の子ども」、
または「一人親と未婚の子ども」で構成される世帯。
戦後増加し、世帯全体の約6割を占める
・単独世帯(一人世帯)
…一人暮らしの世帯。世帯全体の約3割を占める
3.家族に関する規定
・日本国憲法や民法に規定されている
・日本国憲法では、家族に関する基本的な原則として
「個人の尊厳と両性の本質的平等」を定めている
・相続について。夫が死亡した場合
→夫の遺産のうち妻が2分の1を相続
→残り2分の1を子どもの数で割って均等に相続する(=均分相続)
例)夫の遺産が1200万円で、妻と3人の子どもが相続する
→妻が600万円を相続
→子どもは1人あたり200万円を相続する
4.少子高齢化が進む日本
・人口減少社会
…日本は2005年に出生数が死亡数を下回り、戦後初めて総人口が減少。人口減少社会を迎えている
・超高齢社会
…日本は2007年から高齢化率が21%をこえている
※高齢化率…総人口に占める65歳以上の人の割合