地理4-4 日本の気候と雨温図 まとめ

1.北海道の気候

①特徴

・該当する地域:北海道

・[冷帯亜寒帯)]に属す

・気温:全体的に低い

・降水量:全体的に少ない(年間約1000mm)

 

 ※梅雨がない。台風も少ない

 

②雨温図の特徴

ⅰ)気温

・折れ線グラフがえがく山の位置が全体的に低い

・最も寒い月の平均気温は-3℃より低い

(明らかにマイナス(氷点下)の月がある)

 

 

ⅱ)降水量

・年間を通して少ない

 

 

2.南西諸島の気候

①特徴

・該当する地域:沖縄、小笠原諸島など

・[亜熱帯]とよばれる:熱帯に近い温帯

・気温:全体的に高い

・降水量:全体的に多い(年間約2000mm)

 

 

 

②雨温図

ⅰ)気温

・折れ線グラフがえがく山の位置が高い

・年間の気温差が少ないため、グラフの山はゆるやか

 

 

ⅱ)降水量

・12か月分の棒グラフがえがく山は、頂上が2つある

(梅雨の5・6月と、台風の時期の8・9月の降水量が特に多い)

 

 

3.日本海側の気候

①特徴

・該当する地域:本州の日本海側

・気温:普通

・降水量:冬の降水量(雪)が多い(多いところでは年間2000mm以上)

 

 

・冬に雪が多く降る理由

冬に北西から吹く[季節風]の影響を受けるから

 

②雨温図

ⅰ)気温

・普通に夏は高く、冬は低い

・折れ線グラフがえがく山は、北海道の気候よりも高い位置

 

ⅱ)降水量

冬の降水量が多い

・降水量の棒グラフは山の形にならない

 

 

4.太平洋側の気候

①特徴

・該当する地域:本州・四国地方の太平洋側、九州地方の大部分

・気温:普通

・降水量:普通(約1500mm)

 

②雨温図

ⅰ)気温

・普通に夏は高く、冬は低い

・折れ線グラフがえがく山は、北海道の気候よりも高い位置

※日本海側の気候とほぼ同じ

 

ⅱ)降水量

・12か月分の棒グラフがえがく山は、頂上が2つある

(梅雨と台風の時期の降水量が多い)

・全体的には、南西諸島の気候に比べて少ない

 

 

5.中央高地の気候(内陸の気候)

①特徴

・該当する地域:中部地方の一部など本州の内陸部

・気温:冬は低め(標高が高いから)

 ※夏と冬の気温差が大きい

・降水量:少ない(約1000mm)

 

 

②雨温図

ⅰ)気温

・普通に夏は高く、冬はけっこう低い

・折れ線グラフがえがく山は、北海道の気候よりも高く、日本海側の気候・太平洋側の気候より低い

・夏と冬の気温差が大きい。冬は0℃前後まで下がる

→グラフがえがく山は急な形。

 

 

ⅱ)降水量

・全体的に降水量が少ない

・12か月分の棒グラフがえがく山は、とりあえず頂上が2つあることがわかる程度(梅雨と台風の時期の降水量が多め)

 

 

6.瀬戸内の気候

①特徴

・該当する地域:瀬戸内海周辺

・気温:普通

・降水量:少ない(約1000mm)

 

②雨温図

ⅰ)気温

・普通に夏は高く、冬は低い

・折れ線グラフがえがく山は、北海道の気候よりも高い位置

※日本海側の気候、太平洋側の気候とほぼ同じ

 

ⅱ)降水量

・全体的に降水量が少ない

・12か月分の棒グラフがえがく山は、とりあえず頂上が2つあることがわかる程度(梅雨と台風の時期の降水量が多め)

※中央高地の気候とほぼ同じ

 

雨温図の判別のしかた

 

1.冬の降水量に注目

冬の降水量が明らかに多い

→[日本海側の気候

 

2.年間降水量に注目

①年間降水量が多い場合

→[南西諸島の気候

 

②年間降水量が少ない場合

→次のⅰ~ⅲで判断

ⅰ)気温が低い

→[北海道の気候

 

ⅱ)気温が比較的高い場合

→[瀬戸内の気候

 

ⅲ)気温がⅰとⅱの中間、冬は0℃前後まで下がっている場合

→[中央高地の気候

 

③年間降水量が普通の場合

→[太平洋側の気候

 

3.注意点

日本海側の気候太平洋側の気候は範囲が広い

・同じ気候に属していても、年間気温が異なる

→北:比較的低い、南:比較的高い

 

・日本海側の気候でも、冬の降水量が異なる

→東北・北陸地方は特に雪が多い

→中国地方はそこまで多くはない

 

 

 

 

4.まとめ

  気温  降水量

北 低い  少ない

南 高い  多い

日 普通  多い

太 普通  普通

中 冬低め 少ない 

瀬 普通  少ない

 

※赤字は雨温図などで特に注目する点

※上から海道・西諸島・本海側・平洋側・央高地・戸内の各気候