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人物歴史8 江戸時代③ 解説

1.開国

1853年、アメリカの[ペリー]が浦賀(神奈川県)に来航し、日本に対して開国と通商を求めてきました。幕府はこのとき態度を保留しましたが、翌1854年に再び[ペリー]が来航すると、幕府は日米和親条約を結んで下田函館を開港し、開国しました。

 

1858年には、大老の[井伊直弼]が、朝廷の許可を得ずに日米修好通商条約に調印しました。この条約により、日本は5つの港を開港して、貿易を開始することになりました。また、アメリカに領事裁判権治外法権を認め、日本に関税自主権がないなど、不平等な条約でもありました。日本はアメリカ以外の各国とも、ほぼ同様の条約を結びました。

 

このころから、国内には、朝廷・天皇を尊び、外国の勢力を追い払おうとする尊王攘夷運動がさかんになりました。[井伊直弼]は、幕府の政策に反対する人々を処罰しました。これを安政の大獄といいます。しかし、1860年、[井伊直弼]は水戸藩の元藩士に暗殺されてしまいました(桜田門外の変)。

 

2.幕末の政治と幕府の滅亡

1866年、土佐藩出身の[坂本龍馬]らの仲介により、薩摩藩と長州藩との間で薩長同盟が成立しました。

薩摩藩の中心となった人物は、[西郷隆盛]や[大久保利通]、長州藩の中心となった人物は、[木戸孝允]らでした。

 

1867年、江戸幕府の15代将軍[徳川慶喜]は、政権を朝廷に返上しました。これを大政奉還といいます。こうして、260年あまり続いた江戸幕府(江戸時代)は終わりをつげました。