公民4-5① 市場経済、需要と供給 解説

1.市場経済のしくみ

商品が売買される場のことを市場(しじょう)といいます。市場で売買されている商品の価格のことを[市場価格]といい、需要と供給の関係によって変化しながら決まります。

需要(量)]とは、消費者、つまり買い手が買おうとする量のこと、[供給(量)]とは、生産者、つまり売り手が売ろうとする量のことをいいます。

 

需要量が供給量より多い場合、価格は[上昇上がる)]します。せりやオークションやなどで、買いたい人が多ければどんどん価格が上がっていくことからもわかりますね。野菜や魚が不作の場合も価格が上がる傾向があります。品不足の場合、需要が供給よりも多くなるため、価格は上がると言うことです。

反対に、需要量が供給量より少ない場合、価格は[下落下がる)]します。スーパーマーケットで閉店時間が近づくと、弁当などが安くなりますね。これは、需要量が少なくて売れ残ったから、お店側は安くてもいいから売りたいので、価格を下げるのです。

もし需要量と供給量が一致して、品不足も売れ残りもない場合、そのときの市場価格のことを特に[均衡価格]といいます。

 

価格の変化に応じて、需要量と供給量の関係も変わります。買い手はより安く商品を購入したいので、価格が下がると需要は[増加増える)]します。一方、売り手はより高く商品を販売したいので、価格が下がると供給は[減少減る)]することになります。安いと売ってももうからないからです。

これとは反対に、価格が上がった場合、需要は[減少減る)]し、供給は[増加(増える)]します。

 

ところで、さまざまな財やサービスの価格を平均したものを[物価]といいます。基準となる年を100とした指数で示し、統計に活用されています。