公民4-3 企業の活動 解説

1.企業

企業は、生産の役割をになう経済主体です。資本主義経済においては、企業は[利潤利益)](の獲得)を目的とし、資本(元手)を使って生産活動を行います。

企業のうち、利潤を目的とする民間の企業を[私企業]といい、株式会社が代表的です。一方、地方公営企業や特殊法人など、利潤を目的としない企業もあり、これを[公企業]といいます。

 

 

2.[株式会社

株式]を発行して得た資金をもとに設立される企業を株式会社といいます。株式を購入した人(出資者)を[株主]といい、会社が得た[利潤]の一部を[配当]として受け取ることができます。また、株式は売買することができるため、業績の良い企業の株式は、株価が上昇する傾向があります。

株式会社の最高意思決定機関が[株主総会]です。すべての株主が出席して開かれ、会社の経営方針や利潤の分配、役員の選任などを決めます。そして、株主総会で選出された会社の役員・経営者が出席するのが[取締役会]で、ここで具体的な仕事の方針を決定します。

 

 

3.企業に関するその他の用語

①大企業と中小企業

資本金や従業員の数によって、企業は大企業と中小企業に分けられます。中小企業の数は日本全体の約99%をしめています。

 

②[ベンチャー企業ベンチャービジネス)]

高度な技術やアイデアをもとに、新しい事業を展開する中小規模の企業をいいます。

 

③[多国籍企業

複数の国に生産・販売の拠点をもち、世界的な規模で活動する企業のことです。

 

④企業の[社会的責任CSR)]

企業は、生産活動を通して利潤(もうけ)を追求しますが、それ以外に行う、社会貢献活動のことです。例えば、清掃活動などで地域へ貢献することや、環境保全への取り組み、博物館などの文化支援活動などがあげられます。

もうけるためなら違法でなければ何をしてもいい、というわけでは決してないのです。