歴史8-2 世界史② 中国・東アジアの歴史 解説

今回は中国および東アジアの歴史にしぼって確認していきます。中国文明でという国がおこった話の続きです。

 

中国の歴史を国・時代の名前で見て行くと、

殷 → 周 → 春秋・戦国時代

→ 秦 → 漢 → 三国時代(など)

→ 南北朝時代 → 隋 → 

→ 宋 → 元 → 明 → 

→ 中華民国 → 中華人民共和国

 

とかわっていきます(一部省略があります)。

 

この記事では、秦から明までを見て行きます。

 

1.秦

紀元前3世紀、始皇帝が初めて中国を統一しました。

始皇帝は、北方の遊牧民族の侵入を防ぐために、万里の長城を築きました。しかし、きびしい政治に民衆が反乱をおこし、秦はわずか15年でほろんでしまいました

 

 

2.漢

次に中国を統一したのはでした。シルクロード(絹の道)を通じてヨーロッパのローマ帝国とも交流がありました。

 

は途中の中断をはさんで前漢後漢に分けられることもありますが、合わせて400年ほど続きました。

 

弥生時代の西暦57年に、奴国の王が使いを送って金印を与えられたのもこの時代(後漢)です。

 

 

3.隋

6世紀後半、南朝北朝に分かれていた中国を統一したのがです。

607年に、聖徳太子小野妹子遣隋使として派遣しています。はその後まもなくほろんでしまいました。

 

 

4.唐

は7世紀前半に建国。長安を都とし、律令にもとづく政治を行いました。日本も遣唐使を送り、の制度や文化を学んでいます。は300年近く続き、10世紀初めにほろびました。

 

※朝鮮半島の動き

朝鮮半島には、新羅高句麗百済という国と、加羅(伽耶・任那)とよばれた地域がありました。唐の時代の7世紀後半、新羅が半島を統一しました。

その新羅は10世紀初めに、高麗にほろぼされました。唐がほろんだ直後です。

 

 

5.モンゴル民族の王朝

13世紀初め、チンギス・ハンがモンゴルを統一しました。その孫の1人がフビライ・ハンで、中国全土を支配した彼は、国号をとしました。

この時期の中国は、異民族(漢民族以外の民族)に支配される時代でした。

 

フビライ・ハンは日本にも服従を求めましたが、当時の鎌倉幕府の執権であった北条時宗はこれを拒否したため、は2度にわたって日本をおそいました。これが元寇です。

 

 

6.明

14世紀半ば、モンゴル民族を北に追い払い、漢民族の国家がつくられました。これがです。日本は室町時代でした。15世紀初めに、足利義満日明貿易(勘合貿易)を開始しました。

は江戸時代の初期、17世紀半ばごろまでの約400年間続きます。

 

※琉球(沖縄)の動き

明の時代、15世紀前半に沖縄島を統一した尚氏が、琉球王国を建国しました。中継貿易で栄え、日本とも交流がありました。

琉球王国(のち)に朝貢を続けていましたが、江戸時代初めに薩摩藩島津氏に征服されたことで、中国(清)と日本の両方に服属することとなりました。