歴史7-4 冷戦期の世界と日本 解説

1.冷戦期の世界

1967年、西ヨーロッパ諸国によってヨーロッパ共同体(EC)が結成されました。ECは、1993年にヨーロッパ連合(EU)となりました。

 

南北に分断されていた東南アジアのベトナムでは、南北に分かれて戦争が起こっていました。アメリカはこのベトナム戦争に介入して爆撃も行ないましたが、1970年代前半に撤退しました。その後、南北のベトナムが統一し、社会主義国として新しいベトナムが成立しました。

 

2.日本の国際社会への復帰

サンフランシスコ平和条約ではおもに西側陣営の資本主義国を中心に国交を回復しました。このとき国交が回復されなかった国々とは、個別に回復していくことになりました。

 

ソ連との国交回復は、1956年に日ソ共同宣言に調印したことで実現しました。これを受けて、同年、ソ連が支持にまわったことにより、日本の国際連合への加盟が実現し、日本は国際社会への復帰をはたしました。

 

3.韓国・中国との関係 

韓国との国交正常化は、1965年に日韓基本条約に調印したことで実現しました。

 

中国(中華人民共和国)との国交正常化は、1972年に発表された日中共同声明によって実現しました。さらに1978年には日中平和友好条約に調印しました。

 

4.沖縄の日本復帰

日本は1951年に調印されたサンフランシスコ平和条約によって独立を回復しましたが、沖縄はその後もアメリカ軍の直接統治を受けていました。1972年、アメリカから日本に沖縄が返還されました。しかし、返還後も多くのアメリカ軍基地が残されています。

 

また、沖縄返還の過程において、核兵器を持たず、つくらず、持ちこませずという非核三原則が、日本の方針となりました。