1.世界恐慌
①恐慌の始まり:1929年
・アメリカのニューヨークで株価が暴落
→世界に混乱と大不況が広がる
②各国の対応
ⅰ.アメリカ
・ニューディール政策
→政府が大規模な公共事業をおこす
ⅱ.イギリス・フランス
・ブロック経済
→本国と植民地との貿易を拡大。他国の商品には高い関税をかける
ⅲ.ソ連
・5か年計画
→世界恐慌の影響なし
2.政党政治の行きづまりと軍部の台頭
①満州事変:1931年
・関東軍が南満州鉄道を爆破し 軍事行動を開始
→1932年、満州国の建国を宣言
②五・一五事件:1932年
・5月15日、海軍の青年将校が犬養毅首相を暗殺
※8年間続いた政党内閣が終わる
③国際連盟総会:1933年
・満州国の建国を認めず
・日本軍の引き上げを勧告
→日本は国際連盟を脱退
④二・二六事件:1936年
・2月26日、陸軍の青年将校が首相官邸などをおそう
→軍部の政治的な発言力が拡大