歴史5-4 明治維新② 解説

1.[文明開化

明治新政府は、欧米の政治や経済のしくみだけでなく、文化も積極的に取り入れました。

 

このため、都市を中心に伝統的な生活様式が西洋化しました。

 

このような動きを[文明開化]といいます。

 

れんがづくりの建物が建てられ、道路には[人力車]や馬車が走るようになりました。

 

また、灯りとしてランプや[ガス灯]が使用され、人々は服装や洋服や帽子を着用し、牛肉を食べるなど、衣食住が大きく変化し始めました。

 

 

交通や通信の整備も進められました。

1872年、[鉄道]が新橋・横浜間に開通したのをはじめとして、全国の主要な港と大都市を結びました。

 

通信制度では、江戸時代の飛脚にかわって郵便制度が導入され、全国均一料金で手紙などのやりとりができるようになりました。

 

 

欧米の新しい思想も紹介されました。

福沢諭吉]は「学問のすゝめ」を書いて、人間が平等であることや民主主義を紹介しました。

 

中江兆民]はフランスの[ルソー]の民主主義思想を紹介し、自由民権運動に影響を与えました。

 

 

2.[殖産興業

富国強兵を実現したい新政府は、近代産業の育成をめざして[殖産興業]政策を進めました。

 

重要な輸出品目であった生糸の生産を拡大するため、[富岡製糸場](群馬県)などの官営模範工場(官営工場)を設立しました。現在は世界遺産になっていますね。

 

 

また、蝦夷地から地名を改めた[北海道]の開拓にも力を入れました。

役所として[開拓使]を設置し、[屯田兵]が開拓を行いました。

しかし、先住民である[アイヌ]民族は土地や漁場をうばわれるなどしたため、問題も残りました。