· 

歴史4-3 江戸時代① 江戸幕府の成立 解説

1.江戸幕府の成立

豊臣秀吉の死後、政治の実権をめぐって1600年に[関ヶ原の戦い]が起こりました。

この戦いは、東軍の[徳川家康]が西軍の[石田三成]らに勝利しました。

 

1603年、[徳川家康]は征夷大将軍に任命され、[江戸幕府]を開きました。

幕府は全国の石高約3000万石のうち、約4分の1を支配するほどの大きな経済力を持っていました。

 

幕府は1615年に、大名を統制する法令の[武家諸法度]を出し、大名が無断で城を

修理することを禁止したほか、大名家どうしが許可なく結婚することも禁止しました。

 

3代将軍[徳川家光]のときには、[参勤交代]が制度化されました。

これにより、大名は1年おきに領地と江戸を往復することとされ、さらに大名の妻子は

人質として江戸の屋敷に住むことが決められました。

 

この制度は、大名にとって経済的な負担が大きいものでした。

幕府が大名に[参勤交代]を義務づけた理由・目的は、大名の経済力を弱め、反乱を起こさせないため、といえます。

 

2.江戸時代の初期の外交

徳川家康は、海外との貿易を推進し、海外渡航のための許可証である[朱印状]を発行しました。

これを与えられた西日本の大名や商人たちは東南アジア各地に[朱印船]を送り、さかんに貿易を行いました。この貿易を[朱印船貿易]といいます。

こうして、東南アジア各地に日本人が移り住み、[日本町]が形成されました。