歴史3-6 室町時代③ 室町時代の国内のようす 解説

1.各種産業の発達

①農業

農業では、すでに鎌倉時代に畿内(近畿地方)中心に始まっていた二毛作が、全国各地に広まりました二毛作とは、同じ農地で1年に2種類の作物(米と麦など)を栽培すること、でしたね。

 

②商業

商業では、商人や手工業者などが同業者ごとにを結成しました。とは、公家や寺社に銭などを納めてその見返りに保護を受け、営業の独占を認められた団体のことをいいます。

 

運送業では、馬の背中に年貢やさまざまな物資をのせて運ぶ馬借が活動しました。

 

鎌倉時代には月3回開かれていた定期市()も、商業がよりさかんになった室町時代には月6回開かれるところも多くありました。

 

2.村の自治

室町時代の農村では、有力な農民を中心に自治が行われていました。この自治組織を(惣村)といいます。村民は寄合とよばれる会議を開いて話し合い、農作業について決めたり村のおきてを定めたりしました。

 

また、農民たちは守護大名や荘園領主に武力で反抗したり、年貢の減免などを求めたりして団結し、土一揆を起こすこともありました。土一揆では借金の帳消しを求めて、室町幕府に対して徳政令の発令を要求することもありました。