歴史3-4 室町時代① 建武の新政と室町幕府の成立 解説

1.建武の新政

後醍醐天皇鎌倉幕府に不満をもつ御家人たちの協力を得て、鎌倉幕府をほろぼすことに成功しました。その後、後醍醐天皇はみずから中心となって政治を進めていきますが、この政治を建武の新政といいます。

しかし、この政治は公家を重視したものであったため、武士の不満が高まることとなりました。

 

結局、足利尊氏が兵をあげて天皇と対立し、この政治は2年余りで失敗に終わりました。鎌倉幕府をたおすときは後醍醐天皇に協力していた足利尊氏でしたが、最後は対立してしまいました。

 

 

2.室町幕府の成立

足利尊氏は京都に新しい天皇を立て、1338年に征夷大将軍に任命され、京都に幕府を開きました。この幕府が室町幕府で、室町時代の始まりです。

 

鎌倉幕府と同様に、室町幕府のもとでも守護が置かれました。室町時代の守護は、鎌倉時代に比べて権限が大きく拡大したため、室町時代の守護を守護大名とよぶことがあります。

 

室町幕府の将軍の補佐役管領(かんれい)といいます。管領には有力な守護(守護大名)が就任しました。

鎌倉幕府の将軍の補佐役は執権でしたね。管領執権を区別しておきましょう。